Drunk mountain

画像1 ある、ギャラリーのオープニングレセプション。 山をガイドする方と話をすることが出来た。 彼は山をガイドしながら生計を立てていると言った。 1回キリしか会わない場で、お酒も入る場でどこまでが本当かどこまでが盛っている話なのかはわからない。 しかし、彼の話に衝撃を受けた。 彼は真剣に山に登る時期があったと言っていた。海外の山もかなりattackしたのだろう。話には盛っているという感覚は全く無かった。
画像2 ザイルをかけたまま、宙に浮いて一晩過ごしたこと。 指が無くなることを覚悟して頂上を目指したご夫婦のこと。 上から落ちてきた滑落者を危機一髪でかわしたこと、彼を助ける行為は命取りだと言うこと。 自らも凍傷にかかり指を切断する手前になったこと、指が黒いうちは感覚なんてなく痛みはないけど、血が通い出すとずっと象に踏まれてるんじゃ無いかと思うくらい激痛なんだと。
画像3 でも、彼は2次元のアニメ世界に転生したいと笑いながら言うが生き生きとしていた。 彼はもうすでに自分とは異次元に居てるような感覚すらある。 もっと話をしたいと思ったとき、ひとりの綺麗な女性が、親しげに彼の名前を呼んだ。彼はすぐに彼女のもとへ帰って行った。 すこし、酔ったのかもしれない。 #登山 #ショートエッセイ #もみじ #写真 #山 #オープニングレセプション

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