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役割分担と分散|20歳年下セフレの話

顔、性格、性的な魅力などなど、
その全てを兼ね備えた人がみつかればそれに越したことはないのだけど、

一人の人にすべての役割を期待することも、
一人の人ですべてを満たそうとすることも
ほぼ不可能に近い、と思うわけです。

そもそも男女間の

「あーしてくれない!」
「こーしてくれない!」

なんて問題はすべての役割や欲を
一人の人に求める結果だと思うのです。

たとえば私のお気に入りセフレである「通称:ツバメ君」はビジュアルが最高でセックスも上手く、性的欲求を満たすには最高のパートナーだけど

(このお話の子です。)

性格がサディスティックでモラハラ気味なので
癒しを求めるにはかなり不適切。

こいつに癒しを求めようものなら
かえって切られて怪我しかねない。

本当はツバメ君に性格が伴えば最高だけど、若干26歳の若者にそこまで求めることがこっちのワガママすぎるし、ただのせフレに性格改善を要求すること自体、私からすると見当違い。

恋人関係なら、性格が伴わないから離れるという選択肢もあるけど、性的欲求と刺激面では100点満点なのでセフレとしては、あえて切る理由もない。(今後、性格の悪さが度を過ぎれば、相手するのが面倒くさいので切るけど)

反対にA君は,心根が優しく、
妹がいるためか愚痴や荒れた気持ちで話した日でも、「うん,うん」とおっとり口調で聞いてくれる癒しキャラ。

でも、奥手すぎて性的魅力は掻き立てられない。

そしてC君。
C君は性格もいい上にイケメンで申し分なし。
でもあまりに完璧すぎるうえに、友達期間も長いので、変にセックスをして関係をギクシャクさせたくない。

なので、性的魅力は感じるものの、エッチはせず、友達として大事にしたいタイプ。

そこで実験的に

精神的な癒しはA君
性的欲求や刺激はツバメ君
大事にしたい男友達枠はC君

というように役割分担を分散させてみることにした。

はて。

そうしてみると、すべてをツバメ君に求めていた時より自分の精神が安定してきたことに気づいた。

こうやって分散させることで
相手も多くを求められなくなるので
気が楽なんじゃないかしら?

ツバメ君などは
癒しに応えられないくせに
他に電話してる相手がいることに
嫉妬してきたりもするけど、
そんなのは知ったこっちゃない。

自分の欲の分散をすることで
相手への要求を軽くするこの実験、
しばらく続けてみようと思います。


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