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他者目線で行動するためには

僕の投稿には、目(耳じゃないよ)にタコができるほど、システムエンジニアは他者目線を持った方がいいよっていう言い回しが登場します。

僕も当てはまると思うんですがSNSで発信していると、ついつい自分が中心になって発信しているという感覚を持ってしまいがちなので、他者目線をもっているだけで物事が良い方向に進むと思ってます。

自分の思いのままに設計したりプログラミングしたりすることは気楽ですが、そんなことしてたら残念ながら独りよがりの使いもんにならないアウトプットになっちゃいますよね。それじゃどうやったらいいのかっていう僕なりのコツを伝えたいと思います。

▼主語を相手に置換えちゃう
この考え方を学生のときに身に付けておけばよかったと後悔しているのですが、たとえば期末テストでいい点を取ろうと考えたとき、学生時代の僕は、要点が汎用的にまとまっている進研ゼミで勉強していました。テストをつくる側の先生になって考えると、教科書で教えた演習問題かだ出題する方がリスクが低く、生徒からのクレームも少なく、また、ゼロからつくるのは大変だから過去問をアレンジして作成したりすることが容易に想像できます。

効率的にテストの点を取るのであれば、進研ゼミには手を付けずに、教科書の演習問題をひと通りやって、先輩から過去問もらってやるだけで、良い点とれたんじゃないかな。そして、テスト問題は、(ハッシュタグ)#過去問でSNSに投稿しておくと、後輩や兄弟が有効活用してくれそうですよね。

▼思いは届かないから行動しよう
相手は、自分の性格やスキルを、行動で判断していると思ってます。たとえば身近なところだとメールのレスポンスが早いと仕事が早そうだとか、飲み会の幹事を引き受けてくれると段取りよさそうだとか。もっといえば、めちゃくちゃゲスな人でも、相手に優しく振る舞っていると、相手にとっては優しい人という印象になりますよね。だから「性格があって、行動がされる」と思い込みやすいですが「行動があって、性格が決まっていく」の方が正しそうな気がしてます。とかく、相手がどう思うかは自分の行動次第なので、「自分はこういう性格です」「自分はこういうスキルを持ってます」って言葉でアピールするよりも、相手の目線を意識して行動していく、スキルを見せて行くことがいいんじゃないかな。


▼事実と解釈を混ぜない
これは他者目線というより、相手に何かを伝えるときに、事実と解釈を混ぜると相手にとってもわかりづらくなってしまします。
たとえば「食堂にたくさん人が並んでいた」のたくさんは解釈で「20人ならんでいました」は事実です。
つづいて「難しいコーティング」の難しいも解釈で「WebアプリはVue.jsで未経験です」は事実です。
さらに「いつもスケジュールが遅延するのでスケジュール管理が下手くそです」のいつもは解釈で、事実は見積もりが甘いのかもれません。
さらに「僕が参画したプロジェクトはいつも炎上するんです」の炎上は解釈で、事実は自分のスキルが低い、案件の面談が苦手で、もとからそういう案件なのかもしれません。
そしてよくあるのが、要件定義や設計するときに解釈だらけになって「お前の考えた聞きたいわけじゃない!」って吠えられたりします。
要は、相手に伝えるときは、事実と解釈をこちゃまぜにしないで、事実のみを伝えたほうが、相手に理解してもらいやすくて、意見を引き出しやすそうだと思ってます。

▼まとめ
相手目線を持つというのは、意識しとかないと難しいですし、僕も別にできていないという認識ですが、こういう感じでひとつづつ意識して、どうすれば相手にとって良い状態になるのかを考えて行動して実践していくと、うまくいくことが多いので、参考にしてください。

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