見出し画像

私はいったい、何がしたかったのか③

さてさて、
腰が痛くなりダンスから遠ざかっていた私。

腰からふくらはぎにかけて痺れが出るようになった
日常の生活もしんどくなり、
咳をするのも辛いくらい、
腰が痛かった。
本当に辛かった。

大好きなダンスを続けられなくなり、
いろんな接骨院に通ったし、いろんな方法をたくさん試した
でも、痺れが治らない。

スタジオに行っても、思ったように体を動かせないジレンマ。
やりたいのにできない悔しさ。
人間関係にも疲れてしまっていたけど
やっぱり体が動かないことの方が辛かった。

ダンスの練習は結構ハードだった。
オールナイトでスタジオにこもっていた時もあったし
練習がとにかくハード。
でも、好きだった。
なのに体が動かない。

だんだん、腰が痛いという自分の弱さに負けてしまい
ダンスから離れていった。


そんな大好きだったダンススタジオからは遠ざってはいたが
そこで得た友人関係は繋がっていたし、
クラブに行くということは趣味にもなった。

趣味と思えるまで、かなり時間がかかったが。
結果、ダンスがしたいことだと思っていたのに
辞めてしまった。。。


ということは私はこの先どうしたらいいんだろう。
何をしたらいいんだろう。

一生続ける。おばあちゃんになってもクラブで踊るぞ!と
思っていたことをやめてしまい、
私はこの先どうやって生きていくんだろう。

そんな時に、地元の友人が派遣会社を紹介してくれた。

会社でしっかり働こう。
もうそれしかない。

派遣会社に登録しにいった。
大手企業へ派遣社員として働き始めた。

最初は経験が少なかったので、短期の仕事から。
そこで事務職としての経験をコツコツと積んでいった。

人間関係はどこに行ってもとても良好だった。
行く派遣先、どこもまだ若かった私をとっても可愛がってくれた。
ありがたかった。

そしてとある会社に入り、19年、勤めた。

しっかりとキャリアもできた。
一般事務職からSEアシスタント業務まで携わらせていただいた
知らない世界をたくさん見させてもらった。

そして、2023年3月末
長年勤めた会社を退職。
現在に至る。


今、この文章を書いていて思う。
やってきたこと全てに後悔はしていない。


ただ、いつも
「自分は何もない、ない。」
「もっと何かしないと、」
と思い込んでいた。


続く・・・。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?