あなたは驚きと発見の宝箱
ヨーガ後に、生徒様がよくいうことがあります。
「自分のカラダなのに全然いう事きかない」
レオナルド・ダ・ヴィンチは、
手のデッサンをたくさん書いているんですよね。
手一つとっても、観る視点が違うと、
全く違った氣づきがあります。
柔らかい部分とごつごつした部分と、
荒っぽさや滑らかさと、細かいディテールがあります。
ちょっとした角度の違いで発見する、繊細なこと。
この驚きと発見の連続が、
もっと細やかなことを見つけたい、
という衝動につながるのだと思うんです。
少なくともわたくしはヨーガをしていると、
いつもそんな感覚になります。
手の位置をちょっと変えるだけで、
意識の向かう方向が変わるのです。
これって、
わたくし達の見ている世界は、すべてが主観。
だから、
あなたの観る視点をちょっと変えてみると、
あなたの世界が変わる。
乱暴な言い方に聞こえるかもしれないけれど、
これが真実。
ヨーガの練習で、
骨、筋肉、皮膚、内臓、思考、脳・・
それぞれを観ようとするほど、
そこには、
果てしない可能性と存在感があらわになってきます。
カラダをよくよく観察をしていくと、
曲げにくい膝も、上がらない腕も、
伸びない背中も、ねじれない腰も、
今、どんなに思い通りに動かないカラダでも、
そのカラダに鎮座してみる。
それが、今のあなたの主観だから。
観るという行為に鎮座する。
そうして、
あなたの観る視点がちょっと変わると、
あなたの意識の方向が変わる。
それって、
あなたの世界が新しく作られるということなんです。
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