帰ってきた日々ごはん13/高山なおみ
すっかりスマホ依存生活で、なにかにつけスマホをいじる日々なので、特別な事情(会社からのお知らせを読む、必要なものを通販で買う、LINEの返信などなど…)以外は電車通勤の時間、紙の本を読むようにしている。
ビジネス書、エッセイ、スピ本…あたりが私の定番(ときどきものがたり)。
近頃「読むべき」に引っ張られて、読書が楽しくなくなっていたので、心から読みたいものを読みたいなぁ、ぐんぐん世界にのめりこんじゃうような、という気持ちがあった。
そんな時にピン!と思い出したのが、「北欧、暮らしの道具店」の佐藤店長が少し前に紹介していたこちらの本。
日々ごはんシリーズは「帰ってきた」も含めてたまにかじってきた。
けれど、こんなにがっちりハマってそれこそぐんぐん読みこんでしまうのは初めて。
タイミングが合ったのか、高山さんが変化されたのか、私が変化したのか、はたまたどれもか。
異世界にとんでいけるようで、お布団に入るときみたいに
「さあ!」
という気持ちで読み始め、少し読むのに疲れたら本を閉じる。
それが心地よくて、あっというまに13は読み終え図書館に返却。
今は12を読んでいる。
時間を遡るのは変な感じだけど、いけるところまでいくぞ。
リアルタイム日々ごはんものぞいたけど、リアルすぎるのかソワソワしてすぐに閉じた。
私は単行本で、本で読むのが合っているみたい。
12ではお母さんが亡くなるシーンが早々に出てきて、私が父を亡くした時を思い出したり。
母はまだ元気だけれど、いつかくる母が亡くなる時や、自分が死ぬ時に思いをはせてみたりした。
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