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Sunny Days Scenery

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日々の素敵なことや想うこと
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2021年2月の記事一覧

青く塗られた青の中で

空港のあの雰囲気が好きでね。 日常と非日常との玄関口というか。 これから向かう非日常への期待に浮き足立つ感じというか。 搭乗の準備を経て、出発のその時間までを過ごすあの雰囲気がやっぱり好きなんです。 ですけど、飛行機自体はいつまでたってもどうも苦手でね。笑 テイクオフのために加速する瞬間とか、テイクオフの瞬間の不安定なふわっとするあの感覚は今でも必ず搭乗を軽く後悔する瞬間です。 それでも、安定飛行に入ったあの窓の外の世界は、完全なる非日常へ自分を運んでくれている真っ只中の異

慣習以外の選択肢

「君の瞳に恋してる」(Can't Take My Eyes Off You)/ ボーイズ・タウン・ギャング(Boys Town Gang) はみなさんご存知ですよね。 (1982年発売当時のシングルジャケット) 原曲はフランキー・ヴァリが1967年に発表した楽曲ですが、ボーイズ・タウン・ギャング(Boys Town Gang)がディスコアレンジ・ヴァージョンを1982年に発表して大ヒットを記録。 日本ではオリコン洋楽シングルチャートで3週連続1位を獲得するなど、日本・イギ

純粋な祈り

まだ30代前半だったのかな。 当時の僕は音楽活動がメインでコンポーザーとしての自負もあったり。 そしてアートディレクター&デザイナーとして駆け出した頃でした。 そんな折に京都の恵文社でギャラリー展示に空きが出来てしまったので誰かいませんか?と相談を受けたので、「あ。僕がやります!」って手を挙げたのがきっかけでした。 そんなこんなで1995年のちょうどクリスマス・ウィーク。 京都・恵文社一乗寺店で『praying under the stars きのしたつとむ展』を開催

前向きに「取り戻す」。

STAY SALTY vol.9 2月号をアップいたしました。 今回の文字は「恢い」。 「ひろい」とか「大きい」という意味もありますが、「取り戻す」とか「帰る」という意味でも使われる漢字です。 **** 何かに傷ついたり打ちのめされたり、如何ともしがたい情勢で停滞を余儀なくされることがあります。 このコロナ禍では特にそういうことに陥るケースは多いのだと思います。 そんな中でも僕らは生きるために前を向いて頑張らないといけないのですが、自分の努力だけではなかなかそう上