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2023ハワイ旅行記③町で見かけたハワイ語

現在はハワイはアメリカ合衆国なので主に英語が使われていますが、実はハワイ州では同時にハワイ語も公用語とされています。
ハワイ語はネイティブ・ハワイアンの人々が使っていた言語ですが、現在ハワイ語を母語とする人は2000人にも満たないと言われている消滅危機言語です。

そうした中、ハワイ語やハワイの文化を復興し、継承させていこうという運動も盛んです。
ハワイ語で教育をおこなう学校もあれば、州立であるハワイ大学にはハワイ語学部も設置されています。

そしてもちろん街を歩けばハワイ語をたくさん見かけることができます。
これは復興継承とはまた別に、ハワイの人々の生活に溶け込んでいるハワイ語。
様々なところで見かけることができます。

というわけで、今回は旅行中に見かけたハワイ語を集めました。

まずは、以前「おきらく日本語教育チャンネル」で仲山淳子さんにハワイのお話をしていただいたエピソードに関連するハワイ語です。

ハワイ語に関するクイズが出題されましたが、そこで出てきたのが
「keiki(ケイキ)」でした。

動画内ではくまーるさんこと西隈先生が果敢にチャレンジされています!

そんなkeikiを見つけたのがこちら!

Kahala MallにあるCoco Neneというお店です。

こちらは「お部屋に飾れるハワイ」のお店です。木でできたハワイならではのモチーフ(ヤシの木やハイビスカスなど)を自分で組み合わせてオリジナルのデコレーションが作れます。

パーツが多すぎて組み合わせを考えるのも楽しい・・・大変(笑)
知人のお土産に一つ買いましたが、決めるまでにかなり時間がかかりました。

クリスマスツリーに飾る「オーナメント」もたくさんありました。
パイナップルやサーフボードのデザインなんかもあるので、クリスマスツリーじゃなくても、壁にかけたり色々な使い方ができそう。

そしてオーナメントのコーナーで見つけました!
"Keiki Sleeping"

「子どもが寝ている」という意味ですが、クリスマスツリー用と考えると"Jesus (is) Sleeping"とかけているのでしょうか。

そしてCoco Neneの向かい側にあるお店は「SoHa KEIKI」でした!

同じくKahala Shopping Mall内にある「SoHa Living」というオシャレな雑貨屋さんがありますが、こちらは子供向の雑貨や子供服のお店です。

ハワイでよく見かけるのは"Keiki Menu(子ども用メニュー)"ですが、今回は見かけなかったのか、浮かれていて気が付かなかったのか・・・写真に収めることができませんでした。

お次はハワイの店名・ホテル名編です。
やはりハワイ語は固有名詞として使われることが一番多いと思います。

まずはハワイの3大老舗ホテルの一つ「Halekulani Hotel」
「天国にふさわしい館」という意味の通り、時間が止まったかのように平和で静かな時間が流れる場所です。

大きいロビーや受付はなく、ホテルに入るとすぐ向こう側にプールや海が見えます。
こんなに大きな建物なのに窓がないのがハワイ

ハワイ語のホテル名のもう一つは「AULANI Disney, a RESORT & SPA」です。
ワイキキから高速道路で1時間弱のところにあるKo Olinaというリゾートエリアにあります。

AULANIは「チーフ(酋長)の使者」という意味だそうです。
大きな三角屋根が特徴的。ハワイをはじめポリネシアの工芸が織り込まれています。
ゲストリレーションには"Aloha E Komo Mai(こんにちは、ようこそ)"のメッセージ。
ディズニー好きな方なら分かりますよね!!!💙

日本人観光客が多いところには日本語の表記も。

AULANIはリゾート内のアクティビティが充実していて、ハワイの文化や歴史を学べるプログラムや、ハワイ語教室などもあるそうです。
ホテル内にも古代ハワイ人が使っていた生活の道具などがたくさん飾られています。

お次は私のおすすめコーヒー屋さん「KAI COFFEE」です。
KAIはハワイ語で「海」という意味です。カイコーヒー。
ハワイ語は日本の我々にとって、覚えやすいし発音しやすいですよね。

KAI COFFEEはその名の通り、ワイキキの浜辺を見ながらコーヒーが飲めます。店内で焙煎されたハワイの豆を使った、クオリティの高いコーヒーです。
同じく豆と焙煎とにこだわっている老舗の「ホノルルコーヒー」で経験を積んだ方がオーナーです。

現在はワイキキに4店舗あります。

次の店名は「Liliha Bakery(リリハ ベーカリー)」です。
もともとはLiliha streetというところにあるお店で、1950年代にハワイの日系夫婦が営んでいたパン屋さんがルーツです。
今も本店はLilihaにありますが、現在はWaikiki(International Market Place)やAlamoana Centerにもあります。

パンの持ち帰りコーナーと、レストランとがあります。
本店のレストランは以前は24時間営業でした。
パンケーキ、ハンバーガー、ロコモコ、ステーキ、フライドチキンなどなど、アメリカやハワイの定番料理のお店です。
そんなLiliha Bakeryで一番人気なのがココパフという小さなシュークリーム。
ハワイの手みやげの大定番です。
右側のポンd…は今回初めて見ました。

お次は「LANIKAI JUICE」です。
以前はLanikai Beachというハワイの北側(ワイキキの真反対)に行かないと飲めませんでしたが、現在はKakaakoやKahalaにもお店があります。

LANIはHalekulaniと同じく「天国」で、KAIはKai Coffeeと同じく「海」です。
「天国の海」と呼ばれるLanikai beachはアメリカのベストビーチにも選ばれているそれは美しいビーチです。

加工しなくてもこの色!
メニューはスムージーとアサイーボウルで、ハワイのサーファーの朝ごはんのためのお店です。
フルーツや野菜が入ったスムージーのメニューが豊富です。
今回は初めてKakaako店へ行きました。スタバの隣にあります。

こちらは「Like Like DRIVE INN」の看板。「リケリケ」と読みます。
Like Likeはオアフ島の中央を通る高速道路の名前にもなっていますが、
元々はハワイ王族の女性の名前だそうです。

リケリケもリリハベーカリーと同じく1950年代に日系の夫婦によって始まったハワイの食堂ですが、残念ながらコロナ禍で閉店してしまいました。
ハワイで行ったことがない人はいない、多くの人に愛されたレストランでした。
看板は今も残されていました。

Ala Moanaショッピングセンターの裏側(Target)を出てまっすぐ歩いたところにあります。
ハワイ在住時代はよく家族でごはんを食べにきていました。

レストランシリーズ最後は「Asahi Grill in Keeaumoku (朝日グリル ケアモク店)」です。
なんと日本語・英語・ハワイ語が並んだゴージャスな名前です。

Keeaumokuは通りの名前です。Like Likeもですが、ハワイの通り(ストリート)の名前はハワイの王族の人名が取り入れられることが多いですね。

Asahi GrillはKapiolani Coffee Shopの姉妹店で、どちらもOX Tail Soup(牛の尻尾)が有名なお店です。

ハワイでは定番のオックステールスープは日本や中国からの移民の人々の食の融合の代表的な一品です。
じっくり煮込んだオックステールはうすい塩味であっさり。それをおろしたショウガに醤油をかけたものをつけて食べるのが定番です。白米も一緒に食べます。私はご飯はスープに入れていただきます。

Like Like Drive Innのオックステールスープが好きだったのですが、今回は朝日グリルで初挑戦!
あっさりしていておいしかったです!


ハワイで見かけたハワイ語特集ですが、まだまだ沢山ありますので
ここで一旦終わりとします。
続きは第二弾で!


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