ペアトレの「注目を外す」が、しんどかった理由
こんにちは。
ADHDの夫とADHD疑いの息子をサポートしたい あろはるです。
ADHD疑いのある次男との関係性を見直すためにペアレントトレーニングを受けています。
ペアトレ受講の前半は順調に課題をこなしてきた私がしんどくなった課題がありました。
しんどくなった課題
それは、『注目を外す』という行動。
これは、子供の好ましくない行動に対して、その行動自体を「無視をして」注目を外すというやり方。
この子供の行動を無視するというのがなんと難しいことか、、、。
やめてほしいことには、ついつい口出ししてしまうし、かといって、完全に視界から離れる事は、ネグレクトにもつながる微妙なライン。
最初のうちは、「食事の時に立って歩く」という好ましくない行動を取り上げて、まめに注目を外すというのをやっていたところ、少しは効果が現れた時期もありました。
ところが、欲が出て、保育園のお迎えの時に、迎えに行っているのに遊びに夢中になっているという行動を取り上げたところ、これがうまくいかずにしんどくなったのです。
ペアトレは、行動→結果が大原則
ペアトレは、子供が行動したことに対して、発生した結果を褒めるなどの肯定的な注目を繰り返すことで、好ましい行動を増やしていきます。
行動 → 結果
この結果が本人にとってプラスになればその行動は増えていきます。
反対に、その結果が本人にとってプラスにならなかったり、マイナスの場合はその行動は徐々に減っていきます。
反対に好ましくない行動には、子供の存在ではなく、その行動に対してのみ無視をするというやり方をとります。
無視しても効果のない行動
私が例に挙げた好ましくない行動は、
保育園でのお迎えの時に、
「夢中になっている遊びで遊び続ける」こと。
実は、この行動自体、無視をしても効果のない行動だったのです!
なぜなら、夢中になって遊び続けることを私が無視をしたとすると、そのまま遊び続けると言う結果が発生します。
いやー、普通に考えればわかりそうなのですが、ペアトレに当てはめようと思って、そのメソッドを取り入れることばかりに意識が向いていると、どういう結果になるかということが想像できませんでした。
私は注目を外すという手法が効果を発揮しない行動を選択したために、自分自身を追い詰めてしんどくさせていたのです。
注目を外すと言う行動自体が相当意識をしないとできませんでした。
親が辛いと続かない
ベアトレをやっている親自身が良い結果が得られないとアトレは続きません。
ペアトレの行動と結果の関係性と同じです。
私がやろうとしても、辛い結果にしかならないので、私自身のペアトレに対するモチベーションが下がっていくばかり。
このこと自体をペアトレの先生に正直にお話ししたところ、
結果に出にくい課題に取り組んでいるので、当然なこと
と、言われました。
まとめ
ペアトレは、辛くなるほどやらなければいけないことではないです。
親と子それぞれに合ったタイミングややり方があります。
つまずいた時は指南者に相談しながら進めていきましょう。
私も勉強中です。
また、ペアトレについて気づきがありましたら残していくとします。
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