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哀しいひとは 哀しみを
寂しいひとは 寂しさを

嘲りや 憎しみや 怒りにかえて
ひとに じぶんに 与え続ける

ときに 滑稽に見えて
ときに 狂気に見えて

だけど
それは


「わたしは 哀しい」
「わたしは 寂しい」
「わたしを、助けて」

滑稽に見える そのひとは
狂気に見える そのひとは
いつだって「わたし」なんだ

深い昏い
落とし穴は
いつだって
足もとに
待ち構えていて

誰だって
次の瞬間に
堕ちていたり する

その哀しいひとは わたし
その寂しいひとは わたし

だとしたら
誰かを 嗤うことなど
誰かを 憎むことなど
誰かを 裁くことなど
誰にも できやしない

わたしたちはみんな 哀しい
わたしたちはみんな 寂しい

ただ その度合いが 違うだけで

だから
哀しいもの同士
寂しいもの同士
抱き合ったらいい

哀しみが 生まれるのは こころ
寂しさを 育てるのも こころ

その温度を 確かめるために

生きてるんだ
生きてくんだ

絶望をくぐり抜けて
手を繋いで
逃げ続けるんだ

滑稽で
狂った
それは 希望

誰にも 侵せない
誰にも 穢せない

あなただけの
わたしだけの















ここから愛を感じたら、愛を循環させてみてください^^ LOVE & HUG!! 愛より愛こめ。