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納期前倒しは意味があるのか?自分とクライアントの双方にメリットがあるかがポイント!

こんにちは!アルマ・クリエイション若手マーケッターの水落です!

今回の主題は「納期の前倒し」について。いつもとは少し違う角度からの記事になります。

多くの仕事には「納期」がつきものです。Webライターであれば、記事を「納品する」決められた期日であり、飲食店であれば、お客様に「できるだけ早く料理を提供する」のが納期となります。

では、どんな仕事においても納期を「前倒し(早く)」することが良いのか?というと、少し話は違ってきます。

ここでは「仕事の納期」について、いろいろなケースを例にあげながら考察します。

いつも仕事の納期に追われている方、また納期ついて考えたことがないという方も、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

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納期に対する考え方

日々の仕事をする上で、売上げと同じ位に気を使うのが「納期」ではないでしょうか?

特に物流や飲食店などでは「納期を守る」ことが、売上げだけでなく「信用」にも繋がるので大変重要です。

子どもの頃、夏休みの宿題を登校日に提出する友達を見て「すごいなあ」なんて感心していた記憶があります。

では、いつでも納期を前倒しすれば間違いないのか?というと、それはケースバイケースです。

納期には「前倒し」「ピッタリ」「遅れる」の3つのケースが考えられますが、それぞれの仕事に最適な納期があるのが現実なのです。

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納期が早い方が良い業種とダメな業種

仕事の納期を考えた場合、大抵の方は「早い方が良い」と思うのが普通かもしれません。

確かに、宿題や課題を「早く仕上げて、早く提出する人」は優秀なイメージがありますよね。

しかし、仕事に関しては、求められることがそれぞれ違います。納期を最優先に考なければならない仕事もあれば、そうでない仕事もあるからです。

納期が早ければ早いほどよい仕事には、クリエイティブな無形の成果物(Web制作など)が代表的と言えるでしょう。このような成果物の場合には、提出後の修正期間も必要になるため「なるべく早く」がポイントになります。

しかし世間で一番重宝される納品のタイミングは、意外かもしれませんが「ジャストインタイム方式」の「必要な物を、必要なときに、必要なだけ供給する」ことです。

例えば建築資材を納期より早く収めたところで、発注先からすれば資材置き場を確保できずに迷惑なだけです。また、食品などの消費期限がある商品を早く納品されても、販売できる期間が短くなってしまいます。

では逆に「納期が遅れる」ことが良い業種なんてあるのか?と言えば、稀にではありますが存在します。それは「希少価値の高い商品」を扱う「売り手市場」の業種です。

予約3年待ちの三ツ星レストランや世界で50台限定のスポーツカーなど、予約や注文をして直ぐにサービスや商品が供給されてしまっては逆に価値が下がりかねません。そこで、あえて供給量を調整してブランディングしているわけです。

このように、商品やサービスの納期を常に早くすることばかり考えていては、自らのビジネス価値を下げる可能性があることを頭に置いておきましょう。

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納期を早くした結果、思わぬ事態に発展するケース

では実際に、納期を早くして失敗に繋がったケースを見てみましょう。

製造企業で初めて受注した取引先に、たまたま在庫があり早く納品したところ「いつでも商品がある会社」と思われ、次の発注を納期ギリギリにされたケースがあります。

どんな製品でも、ある程度のリードタイム(発注から納品まにかかる期間)があります。そこで、原則として通常のリードタイムで受注するのがベストなのです。

また納期が早いことをウリにしている企業では、リソースに余裕があると思われ「買いたたかれる」という現象も実際に起きています。

特に飽和状態にある「買い手市場」の業種で起こりがで、このような場合にも、リードタイムをしっかりと確保することで企業価値が担保されることがあります。

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まとめ

いかがでしたか?「納期は早い方が良いに決まっている」と考えていた方には意外だったかもしれませんが、これが現実です。

実際に私が最近経験した例では、お弁当を注文したお店に「熱々を食べよう!」と時間ピッタリに受け取りに行ったら、冷たい弁当が出てきました…。

きっとお店側は「お客様を待たせてるのは悪!」というサービス精神だったのでしょうが、食事だけが生きがいの私が受けたショックは∞でした(涙)

最後は余談でしたが…。事実として「仕事の納期は早い方が良い」のは、限られた業種や成果物でしかないことがお分かりいただけたと思います。

現代はとかく便利な世の中で、ジャストインタイムなタイミングが好まれます。

家に帰ったらピッタリにご飯が炊けている、お風呂が沸いている、宅配便が指定時間に届く。それが当たり前の時代なのです。

この思考は、あなたのビジネスにも活かせるのではないでしょうか?

このアルマ・クリエイションの公式noteでは、いろいろな情報を発信しています。

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