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今を懸命に生きるあなたに届ける「プロティアンな生き方」

まぁなんとずいぶんサボり続けていたnote。。再開します(笑)
なぜかというと、

『プロティアン認定ファシリテーター』

になりました!!👏👏👏👏👏👏

え、何それ?おいしいの???ラ〇ザップ的なやつ?
キャリコンとしてクライアントに伴走する要素だけであればある意味似ているかもしれませんが違います。まず「プロテイン」じゃないです。
(プロティアンな生き方においてプロテインも不可欠だという噂もあるとかないとかwww)

HR TREND KEYWORD 2021である「プロティアン・キャリア」。自らプロティアンを実践しつつ、それを世に広めていく人。それが「プロティアン認定ファシリテーター」。そしてこのnoteでファシリテーターデビューします!

プロティアン・キャリアとは

プロティアン・キャリアとはダグラスホール教授が1976年に提唱したキャリア理論です。渡辺先生が著書の中で以下のように解説されています。

プロティアンとはギリシャ神話のプロテウスから名づけており、「変幻自在である」ことを意味する。
すなわちプロティアン・キャリアとは組織によってではなく、個人によって形成されるものでありキャリアを営むその人の欲求に見合うようにその都度方向転換されるものである。移り変わる環境に対して、自己志向的に変幻自在に対応していくキャリアともいえるだろう。

(渡辺三枝子(2018)新版 キャリアの心理学 [第2版] -キャリア支援への発達的アプローチ- ナカニシヤ出版)

これまでプロティアン・キャリアに関する文献が日本にはあまりなかったのですが、法政大学の田中研之輔先生(=タナケン先生)が2冊の本を出版されたことで世の中にどんどん広まり、ついには今年一番の注目ワードになりつつあります。まだ読んでないよ~という方はぜひ「プロティアン」を手に取ってみてください。

さて、プロティアン・キャリアの解説は認定ファシリテーターとして次回以降のnoteのネタに取っておきますので、ひとまず本がお手元に届くまで一般社団法人プロティアンキャリア協会のページで概要を見てみてください。

何事にも懸命に生きることは素晴らしい

今このnoteを読まれているあなたは仕事にもプライベートにも懸命に取り組まれていることでしょう。会社に行けばやらなければならない仕事に追われ、家に帰れば家事・育児に自分のやりたいことも加わって日々忙しく過ごしているのではないでしょうか。

私もちょっと前まではそうでした。人事としてのキャリアにも幅がでてきてやれることが増え、子供は少しづつ大きくなり家事・育児にも奮闘する日々。もがけばもがくほど充実感を得られる一方で、ところどころで顔を出す虚無感のようなもの。「このままでいいのだろうか」と心の声が聞こえてきました。

そんな時、子供のころの部屋の壁にかかっていた時計に「昨日のつづきの今日でなく、明日のための今日である」という文字が書かれていたのをふと思い出しました。なんとなく前向きな良い言葉だなと思っていましたが、40歳を手前にしてこの言葉の意味が分かった気がしたのです。

今を懸命に生きることの意味は、昨日の続きに懸命になるのではなく明日(未来)のために一生懸命に生きることなんだと。そう思うようになりました。

今足りていないものを明確にし戦略をたてる

プロティアンの話に戻りましょう。2019年1月、私はNewsPicksに掲載されたタナケン先生の記事に衝撃を受けました。

この記事の中ではアイデンティティを大切にし、変化に対応できる力を身につけ、変幻自在に生きる。会社や組織は力をつけるための経験の場であると明確にし、キャリア資本をしっかりと形成していくことの大切さを示していました。

人事として社員と面談をしていると「自分はこのままやっていけるだろうか」「自分は役にたっているだろうか」といった不安を抱いている人は意外にも多くいるということに気づかされます。これらは「自分にキャリア資本が蓄積されているだろうか」「自分のキャリア資本が価値に繋がっているだろうか」に言い換えることができると思っています。つまり自身にとって必要なキャリア資本が何なのか、キャリア資本をどのように有形資産・無形資産に変えていけばよいのかがわからないのではないか、そう考えると漠然とした不安ではなくなり、答えが見つかりそうな気がしてきます。

「自分にとって”今”何が足りないのかを明確にし、戦略を決めてやり抜く」

私自身もプロティアン・キャリアに出会ってからアイデンティティとアダプタビリティ、キャリア資本を学び、自分に正面から向き合うことで何が足りていないのかを明確にし、戦略を立てることにしました。それもとづいて、キャリアコンサルタントの資格を取得し、Twitter,FacebookといったSNSを再開し、転職もしました。そしてプロティアン・キャリアを広めるためにプロティアン認定ファシリテーターになりました。

変わるためには自分の行動を変えるしかありません。それでも誰しもが動き出すことにブレーキをかけてしまうのです。しかしプロティアン・キャリアの考え方を学んだことで無意識にかけるブレーキが弱くなった気がします。特に戦略を立ててからは体が勝手に動いていくようになりました笑。

最初の一歩に勇気のいらない世界を

そんな世界を目指してこれから活動していけたらいいなと思っています。ここまで個人目線でプロティアン・キャリアを見てきましたが、次は会社目線でも見ていきたいなと思っています。実は私が考えている活動の方向性は会社目線です。プロティアンな人を増やすにあたって企業にアプローチをした方が最もインパクトがあると思っています。会社で働く人がたくさんいるという理由もありますが、企業自身が社員の行動に無意識のブレーキをかけていると思っているからです。これを無くすことができれば人はいつでもどこでも最初の一歩を踏み出すことができるようになる気がします。そしてその企業は成長し業績を伸ばしていくと思います。

久々のnoteでしたがいかがだったでしょうか?もしプロティアン・キャリアをもっと知りたいよとか、一緒に広めたいよという方がいらっしゃいましたらDMなどでご連絡ください。
Twitter : https://twitter.com/kojiyaaoo
LinkedIn : https://www.linkedin.com/in/kojiyamamoto1224/
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

最後に宣伝です。プロティアン・キャリア協会発足後1年を記念してスペシャルイベントが開催されます。お時間のある方はぜひ!!



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