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北海道独立宣言「ジンタレ」

常日頃テレビの情報のいい加減さには怒りさえ覚えるのですが、4月13日オンエアの日本テレビのZIP!では同局の秘密のケンミンショー同様に一部の県民(北海道は道民)しか認知していたり、流行ったりしていないことを、さも全体的なものと情報を流していました。

それは「ソラチ」というメーカーの「豚丼のタレ」で、それがどの家庭にも一本あるかのような情報でした。

確かに北海道ではメジャーなメーカーであり、タレであることには間違いありません。

しかし、あくまでも北海道民のソウルフードはジンギスカンであり、豚丼は後発で帯広あるいは十勝地方のローカルグルメに過ぎないのです。

現在の正確な販売額やシェアは分かりませんがタレと言えば「ベル」の「ジンギスカンのタレ」略して「ジンタレ」というのが北海道では最も普通でメジャーなのです。

北海道では焼肉とかBBQといえばジンギスカンを外すことができなく土日などの休日は海辺やキャンプ場以外のガレージや家の庭などでも肉を焼いているのが当たり前の風景で、どんなシチュエーションでも「ベル」の「ジンタレ」があれば最強なのです。

また今では柔らかく臭みのない生ラムジンギスカンの人気は高いのですが、中高年には未だ硬めで臭みのあるロール肉も人気で、どこのスーパーでも並んでいます。

そんな肉でも醤油ベースで甘過ぎず、最もシンプルでジンギスカンに合うのが、「ベル」の「ジンタレ」で醤油替わりに料理に使う人も多いのです。

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