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【コラム】サンタになれないパパママへ

国際栄養士のノートっぽくはないなって思ったけれど、オルスタでいつも関わらせていただいているパパママに伝えられたらなって思うことがあって、投稿することにしました。

1週間前、
世界保健機構ことWHOが「サンタクロースは新型コロナの免疫持っていて世界中移動できる」と記者会見時に話されていました。
NHK のNews「サンタクロースは新型コロナの免疫持っている」

子ども達はこのニュースを知って喜んでいるかもしれません。でも中には、切実に困っている大人が沢山いると思うのです。

新型コロナの影響で仕事や職を失い、お金や食べ物が用意できずに困っているパパママがいると思います。ただであえ、例年世界中で年末年始は“年を越えるため"という理由での犯罪(万引き・泥棒・強盗・脅迫・詐欺etc)が増えると言われているくらい、お金がないということで苦しむ人が増えるのがこの時期だと思います。

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▼ご提案

単刀直入に言わせていただきたく、お許しください。

「サンタさんやっぱコロナが心配で家には来れないって。」

で、プレゼントなしでいいと思います。

※コロナ対策の意識向上にもつながげられる機会だと思いますし!

近所のお友達の家にはきっと訪れるサンタさんですが、

「サンタさんも何人かいるから、うちに来る担当のサンタさんの考え方が、お友達の家を担当したサンタさんと違かったのだろう」

で、いいのだと思います。

※多様性を学ぶいい機会にもなると思いますので!

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沢山のお子さんとクリスマスシーズンを共にしてきた経験上、私が確信して言えるのは、子ども達にとってはプレゼントがもらないのはそりゃ残念無念極まりないけれど、パパママが悲しかったり苦しかったりする方が大問題なと捉えるお子さんの方が圧倒的に多かったです。

ちなみにわたしは幼少時代「今年は戦争の子ども達のところにじっくり行きたいので、あさひちゃんの家には行けません。良い子にしていたのにごめんね。」という手紙をサンタさんから受け取ったことがあります。

サンタさんや戦場の子ども達のことが心から心配になったので、母親に相談すると「もう、面倒くさいなっ。SANTAなんていないのよ、わたしよ、わ・た・し💛」ってかわいく暴露されました。

それでも、一緒には過ごせないけど家族が健康で居られること、私が頑張って良い子にしていたことを見ていてくれたこと、おちゃめな母の大好きな笑顔が見られてHAPPYだったなぁ。。。

プレゼントがない理由も、その説明も、対応も、
何が一番いいかなんてわたしも全くわからないのですが、

サンタになれないことにこだわって苦しくなるくらいなら、サンタになるこだわりなんて手放してしまえばいい。家族や大切な人が「たかがサンタ問題」で苦しんでることで、子どもを無駄に不安にさせちゃうくらいなら、そんな執着心なんて早く手放してしまったらいい。

「プレゼントがもらえない=子どもがかわいそう」ではない。
「貧乏・お金がない=不幸」ではない。
もしもそんな固定概念を持ってしまっているとしたら、ぶっ壊そう!w

きっとお子さんが欲しいものって、お金じゃなくても手に入れることができるものだってあるよ。よーく考えてみて。本人に相談してみるのもいいかもね。前に「肩車で公園のクリスマスツリーを見せて」って言われたことあったな。

特別な思い入れがあって、どうしても大事に叶えたいって思うなら、それはんじゃ頑張ろう!!でも、死なないで。お願いだから死なないで。

大人も大変、子どもも大変。

でも、サンタになれないくらいで苦しんだり死んだりしないでー。

ってかアレよ
「恋人がサンタクロース♪」って法則でいうならば、私だってサンタになれないしサンタ来ないし、仲間ですよー。HAPPYな仲間ですよー!

※写真は2014年の12月24日@グアテマラ
ホームスティファミリーが作ってくれたグアテマラ料理と、私が作った海苔巻きと、アメリカ人の友人が買ってきてくれたパンでお祝いした日。

Posted by 太田 旭

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