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#32_映画「ペット」レビュー
今回は映画「ペット」を見たので、その感想を書いていきたい。
極力ネタバレなどは避けるつもりだが、密かにネタバレを食らわせてしまっていたら、申し訳ない。
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(1)基本情報
監督:クリス・ルノーとヤーロー・チーニー
日本での公開年:2016年
製作国:アメリカ合衆国
製作会社:イルミネーション・エンターテインメント
ジャンル:ファンタジー(アニメ)
日本版声の主演:バナナマン設楽統さん
(2)あらすじ
小型犬のマックスは、飼い主のケイティと共にマンハッタンのアパートで暮らしていた。彼は子犬の頃にケイティに拾われ、お互い幸せな日々を送ってきたが、マックスはケイティが日中ずっと家にいないことだけを残念に思っており、ケイティの帰りを待つ間は毎日のように近所に住む他のペット達とつるんでいた。
ある日、ケイティが保健所から大型犬のデュークを引き取り、家に連れて帰ってくる。デュークはマックスに横柄な態度で接するが、結局マックスに言いくるめられる。それが気に入らないデュークは、翌日ペットシッターによって近所のペット達と共にドッグランへ連れて行ってもらった際、マックスをドッグランの外に連れ出し、彼をゴミ箱に放り込んで自分だけ家に帰ろうとする。しかし、それが原因で野良猫のボス・オゾンに目を付けられ、オゾンによって首輪を切られてしまう。首輪がない二匹はすぐさま動物管理局の職員に捕らえられ、バンに載せられる。
バンの運転手は更にもう1匹のウサギを見付けて捕らえようとするが、その正体は「元ペット団」の長スノーボールであった。スノーボールは手下(ブタ、ワニ、トカゲ)と共にバンを乗っ取り、そこに載せられていた仲間の猛犬を解放する。マックスとデュークも解放を懇願すると、スノーボールは「お前らはまだペットだから」と拒絶するが、デュークは「実は飼い主をミキサーで砕いて殺した」と嘘をつく。それに感銘したスノーボールは下水道にある自らのアジトへ連れて行くが、そこへ来たオゾンの仲間にまだペットであることをバラされ、追われる身となる。更に、逃げる途中でスノーボール達の最大の指導者である大蛇を誤って殺してしまい、一層スノーボール達の怒りに火を点けてしまう。
二匹は下水道を伝ってイースト川へ脱出し、彼らを振り切ることに成功するが、辛うじて飛び乗った水上バスで辿り着いたのは、マンハッタンではなくブルックリンだった。その頃、マックスの友達も彼がいないことに気付く。ポメラニアンのギジェットは彼らを誘ってマックスを探しに行こうとするが、皆外に出るのを躊躇う。納得のいかないギジェットはアパートの屋上で飼われている凶暴なタカのタイベリアスを脅迫してオゾンを連れてきてもらい、マックスとデュークの手がかりを得る。ギジェット達はケイティが帰る前にマックスを探し出すべく、オゾンの証言を元に元ペット団のアジトへ赴く。そこではスノーボールがあの2匹の仲間だとして攻撃を仕掛けてくるが、辛うじて振り切る。怒りが収まらないスノーボール達は、ブルックリンへ向かう。
(3)感想
まずは、声優陣が豪華である。
バナナマンのお2人、山寺宏一さん、佐藤栞里さん、永作博美さん、宮野真守さんなど。職業で言うと、芸人さん、声優さん、タレントさん、女優さん。芸能界の演じるという職業がほとんど勢揃いしているのではないかというような豪華さ。
ミニオンシリーズを製作している会社なので、このくらいのキャスティングはあり得る。
ペットという大きな括りのため、多種多様な生き物が出てくる。イヌ、ネコ、ウサギ、ワニ、ブタ、トカゲなど。田舎の学校の学年全員に家で飼っているペットを聞いてみたら、出てきそうな動物たちである。人間よりも大きな動物から手のひらサイズの小さな動物まで多種多様である。汚い所に棲息する動物も登場していたので、寒気がした。
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全体的に人間が知らないだけで地球のどこかの町のペット達はこのような事件が起きていてもおかしくないと思いながら見ていた。家出して数日後に帰ってくるペットはこのような経験をしていそうだ。
この映画の名前が「ペット」である事も関係あると思うが、この映画は「ペットを大切にする」というメッセージが込められていると思う。最後のシーンではペットを愛でていて、心が温まる素敵なシーンだった。ペットは可愛がられた方が良い一生を送ることができるような気がした。
敵が憎たらしく見えたので、「勧善懲悪モノの展開か⁉」と思ったが、どうやら違うらしい。ハートフルな終わり方。その点でも、この映画のメッセージでもある「動物を大切にする」が徹底されているように思えた。
(4)観れる所
「ここまで読んでみたけど、まだ観たことがない!」というそこのアナタ!どこで観れるのか気になりませんか?
自分は現物をレンタルして観たが、レンタルやテレビ放映以外にも観れる方法があるので、複数紹介しておきたい。
U-NEXT、TSUTAYA DISCAS、dTV、Amazonプライム、TELASA、music.jp、Netflixの7種類があるらしい。リサーチ不足かもしれないため、過不足はあるかもしれない。
ということで、今回は猫の手を借りたら大変な事になった映画を紹介しました。こんな所で締めさせてもらいます。また今度。
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