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#36_早く寝た夜には


音楽を聴きながら窓辺から星を眺められる部屋に泊まってみたい

社会人になって早く寝てしまう日が増えた。
そもそも学生の最後の頃は平日は8時頃起きて9時前に家を出て、学校で授業を受ける。ほぼ毎日バイトだったので授業後に塾に直行して4時間ちょっと働き、23時頃に帰宅してはご飯を食べて風呂に入って少ししたら寝る25時半だった。興味のあるコンテンツが溜まりに溜まってコンテンツに殺されそうになる。そんな生活を続けていたらコンテンツも溜まるわけだ。
始業時刻〜終業時刻までが8時間の会社の場合、月60時間残業くらいの量だ。(実際にはその中に学校→塾の移動の1時間ないくらいの移動も含まれているので、もう少し少なくなる)1番忙しい時には月4日ほどの休みだったので、狂っているようにも思う。それでも塾で働くこと自体は楽しかったし、終わりが見えているからこそ、続けられたのかなと今では思える。

そんな生活を経て、フルタイムの社会人を始めた。冬の朝は暗いであろう時間帯に起きて、支度をして満員電車で押されに押されてやっと会社に着く。残業禁止の時期なので定時を迎えると家路につく。夕焼けに照らされた車窓から覗く街が綺麗だ。

帰宅して夕食を食べたりお風呂に入ると週11時間分のラジオを消費する時間になる。最近勉強しているものが動画を見ながら勉強しなければいけないもののため、ラジオをある程度消費し切らない限りは勉強ができない。そうなると、ラジオを聴きながらネットサーフィンでもする。そんな気力もしない時は夕食後には寝ている。そうなると、もう小学校高学年くらいの生活リズムになる。塾講師時代に夜に大きな地震があった次の授業では毎回地震の時どうしてたか?と中学生に聞く。だいたい「ゲームしてた」、「寝てた」、「塾の宿題をしてた」の3択である。21時台に起きた地震の時に「寝てた」と言われると、中学生にしては早いなと感じる一方、頭の片隅では自分にはもう2度と常習的にそんな生活は来ないんだろうなと思っていた。そんな翌月には中学生たちよりもきっと早く寝ているではないか。人生って何があるか分からない。

動物が寝ているのってかわいい。好き。

翌朝、夜ふかしをした時よりも少し早く目覚める。早く会社に行くのもたまにはアリかと思いつつも、会社が開いていない可能性すらある。そのため、2度寝をして普段通りの時間に起きてしまう。早く寝た意味が無くなってしまう。早く寝たからと言って、めちゃくちゃ元気なわけではない。まだ眠い。

何もしないうちに人生って終わるんじゃないか。あっという間にそろそろ年を重ねる。毎年思うけど、1年が早いって!!!

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