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商店街暮らしにぴったりな服┃「裏表のない世界」 購入者インタビュー vol.6 兵庫県 "かなみん"さん

コンプレックスに悩むのはやめにして、みんなが「そのままでたのしい、そのままがたのしい暮らし」をつくりたい。

そんな想いでオールライト研究所のメンバーが手がけたプロジェクトの第1弾「裏表のない世界」。

裏表のない服が誕生しました。
もっと言えば前後もありません。すべての着こなしが正解です。

そんな、裏表のない世界の商品を購入いただいた方に感想を聞いてきました。今回は、"かなみん"さんのインタビューをお届けします。

ペンネーム:”かなみん”
兵庫県在住。商店街暮らし。
肩書:パラレル・コミュニティ・コーディネーター

購入していただいた商品:裏表前後ろのないまるっとダブルガーゼパンツ


町の寮母さんみたいな存在になりたい

ー「パラレル・コミュニティ・コーディネーター」という肩書について教えてください。

複数のコミュニティを同時並行(パラレル)でコーディネートしますってことなんですが、例えば50歳~75歳(白秋世代)の人たちがいて、若手の起業家たちがいて、普段は交わらないと思うんですけど、私がいることで双方が交わって新しいことが生まれるみたいな感じです。

最近、自分のことを「町の寮母さんみたいな存在になりたい」と言ってるんです。ちょっとうっとうしくて、時々ちょっとお節介で。でもなんか頼っちゃうみたいな。

この人とこの人を繋げたら面白いやんとか、これをやりたいという人と、できそうな人を繋げていくっていうことをしたいなと思っています。

ーこの商品を最初に知ったとき、どう思いましたか?

キャッチコピーに興味を持ったと思うんですけど、「裏表のない世界」って何だろう?って思いました。

私、発達障害なので、発達障害のことに関してはわりと興味を持つので、何か引っかかるものがあったんだと思います。

誰にもやさしく、かっこいい「裏表のない世界」

ー服を着るときに間違われることはありますか?

ありますよ!この前、ワンピースを前後反対で着てました(笑)。
あと、めっちゃ恥ずかしいんですけど、ズボンのチャック全開のことがあるんですよ。

丈が長いトップスを着ているので、だいたい隠れてるんですけど、今年になって3回ぐらいチャック全開で。年々それが増えてるので、何なんやろうっていう感じです(笑)。

あと、子どものときは、間違えることはめっちゃありました。ほんと、子供のときは多くて、でもお母さんのしつけにより、何とか服を着て出かけていたと思います。子供のときは、靴を反対に履くとかも、めっちゃありました。

そういうことも思い出したんだと思います。
書かれている内容を見たとき、「裏表がないこと」って分かるー!みたいな(笑)。

誰かの弱みは、誰かの強み

「裏表のない世界」に興味を持ったと言いましたが、コンセプトにもすごく惹かれています。「ありのままでそのままで楽しく暮らせる」はすごく共感性の高いキーワードだなって。

オールライト研究所ホームページより


どうしても自分の凸凹を社会に適合しようと思うと、足し算をしないといけないことが多いんですよ。あれもやって、これもやって、忘れないような工夫をするみたいな。

でも、それが本当に私は嫌なんです。
私がまちづくりやコミュニティーづくりを仕事にするのは、私が頑張らなくていい世の中を作りたいからなんです。

誰かの弱みは、誰かの強みだと思うんですよね。
弱みも含めて自分らしさを大切にして、自分らしさを前に出して人と繋がることができたら、お互いにカバーできるというか。

お互い顔と顔の見える関係性があれば、カバーできると思うんですよ。かけ算をしたり、組み合わせたりすればいいと思っています。

「かなみん」さんが運営するコワーキングスペースにて

商店街暮らしにぴったり

ーパンツを履いているシーンってどんなときが多いですか?

ほんとに日常的に履いているというか、そう、商店街暮らしにぴったりって思ったんですよ。

私、(商店街近くに)引っ越してからファッションが若干変わったんです。

それまでは、電車に乗って仕事に行くときとか、ミモレ丈のスカートにストッキングを履いてっていう感じのファッションがわりと多かったんですけど。

今、日常の中でストッキングを履くのがめんどくさくなったっていうか、わざわざ、徒歩3分の近所(職場)にストッキングを履いていくの嫌で、ストッキングを履かない生活をしたいと思ったら、パンツとロングスカートが増えたんですよ。

ワンマイルウェアみたいな服が多くなって、暮らしと日常と働くが融合してて。

今日、ちょっと都会に行くんやーじゃないですけど、商店街でちょっと花柄のワンピースは恥ずかしいじゃないですか。「え?今日デート?!」みたいな感じになるんで(笑)

どちらかというと、ちょっと日常の延長上みたいな服をここ最近、好んで選ぶようになっています。運動量も減ったので、そういう意味でもサイズがゆったりで、これ、商店街にぴったり。

これこそ、商店街にピッタリや!って思って買いました。

ー商店街暮らしに合うって、おもしろいですねー!

しかも、すごくゆるい感じじゃないですか。
これを買ったとき、知人にめっちゃ自慢したんですけど、「可愛いけど、私が着たらちょっとパジャマっぽさがないですかね」って言ったら、「夜も昼もない世界やね」って言われて(笑)。

「夜も昼もない世界」でも着れる

商店街暮らしに合うとは?

ーちなみに、商店街暮らしにあう服って、どんな服なんですか?

生活感、日常感に合う。都会じゃなくて下町に合うような。
ハレとケっていう言葉でいうとケの部分なんですよ。

ちょっとした街中に行くのは、ハレのときで、普段の暮らしがケの部分で。ケの部分の服にぴったりというイメージです。

スラックス、ジャケットを着て商店街を歩いてたら変というか、「今日何かあったん?」って感じになるじゃないですか。でも、部屋着で出たらちょっと恥ずかしいじゃないですか。

普通にこのパンツを履いて歩いていて「こんにちは〜」って近所の人に会ってもOKで、何も恥ずかしくない服です。


ーちゃんとしてるけど、ちゃんとしすぎてないことが大事なんですねー

そうですね。
普段はおめかし感がないほうが過ごしやすいですよね。

そういえば、商店街暮らしに合う「HEP(ヘップ)」という好きなサンダルがあるんです。昔、タクシーの運転手さんや、お父さんが履いてた”つっかけ”があるじゃないですか。それをリブランディングしたサンダルを履いています。

昔、かつては土間があって、醤油を借りたりとか、回覧板とか近所に買い物に行ったりするときは、”つっかけ”でみんな行ってたと思うんですね。今は生活様式が変わって見なくなったんですけど、それを復活させたサンダルがあって、私はそれを商店街暮らしにぴったり!って思って履いています。

商店街暮らしにあうサンダル


ー 日常使いっていう意識がすごくあるんですね。「商店街暮らし」というキーワードがたくさん出てきて、日常を楽しむことを意識されているんだなって思いました。

そうですね。商店街の暮らしを楽しみたいんですね。
せっかく商店街がある町に来たから、この町にいる自分を楽もうとしているんだと思います。

みんなが日常を楽しむ環境を作るのが私はまちづくりだと思っていて。なぜ、引っ越したかったか、まちづくりに関わりたかったかというと、以前はコミュニティが仕事になっちゃっていて。

前に住んでいたところは、めっちゃ便利だったんですよ。
大手スーパーがあって、コンビニがあって、チェーン店があって、便利なシステムの中にいるんですよ。

だから誰とも関わらずに非接触で生活できる。子供がいないので、地域に関わることもなく、資本主義の便利な仕組みの中に生きているみたいな感じでした。

ー確かに、店員さんとしゃべろうと思ったら喋るけど、でも「ありがとう」ぐらいしか言わないですよね。

そうですね。「今日は暑いですね~」みたいなことも言わないじゃないですか。でも、商店街だと「暑いですね~」から始まるんですね。

誰が作った、誰が売っているかがわかる。
それがちゃんとわかるっていうことが大事だと思っています。

町づくりって、一人一人の人が自分の住んでいる町や、住んでいる環境の中でやりたいこととか、自分を活かして、地域のらしさを活かして、形にしていく環境を作ることが町づくりなのかなと思っています。

ということは、自分が日常を楽しむってことがめっちゃ大事だと思っていて。

例えば、地域に本を読める環境がない、本屋さんもないし、図書館もないなら、その地域で本に出会える場を作りたいなと思っています。

ー最後に、「聞いてみたい、話したいこと」ってありますか?

この「裏表のない」シリーズがもっと増えたらおもしろいなって思います。
最終的には服やモノに帰着するかもしれないんですけど、「裏表がない」ということを哲学されていく、追求していかれるプロセスにすごく興味があります。

普段の生活の中で、知らず知らずのうちに諦めていることがたくさんあると思っていて。裏表のない服みたいに、実はそれ諦めなくていいんですよというものが増えて、もっと世の中がありのままになればいいなと思っています。

ーありがとうございます。私たちもまさに同じ想いで活動しています!本日はたくさんのお話、ありがとうございました。

「商店街暮らし」に合うパンツはこちら!

オールライト研究所 みんなにやさしくかっこいい 裏表前後ろのないまるっとダブルガーゼパンツ
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〈ブラック〉

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