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英語×スポーツの授業

私は、現在は小学校英語専科教員ですが、最初は高校の体育教師をしていました。当時住んでいた金沢市は全国に先駆けて小学校英語教育を始める動きにありました。私は小学校なら、英語も体育も教えられると思い、小学校教員免許を通信教育で取得し、小学校教員となりました。また、働きながら、科目等履修生や通信教育などで学び、中高外国語(英語)の一種免許も取得しました。その時は、小学校の英語専科が設置されるといいなと願ってはいましたが、きっと難しいだろうなと思っていました。今年で英語専科6年目、未来はわからないです。

当時から、英語でスポーツを教えられたらいいな。そんなことを思っていました。今回、とても良いご縁があり、渋谷インターナショナルラグビークラブ代表の徳増浩司さん、コーチの先生方を迎え、英語×スポーツの授業「エンジョイタグ」を行うことができました。

全部で2時間の構成で、1時間目の「世界中に友達を作ろう」の講義では、スポーツを通じた交際交流について、お話を聞きました。また、英語圏出身のコーチによる英語セッションに取り組み、好きなスポーツなどを伝え合いました。
お話の最後に、コミュニケーションで一番大切なことは、「相手に伝えたいとする気持ち」であること、また、「エンジョイとは、自分の好きなことに力を出し切ること、自分の好きなことを見つけてエンジョイして欲しい」とのメッセージをいただきました。

2時間目は校庭でスポーツを通じた国際交流を行いました。英語の指示を聞いて身体を動かしたり、英語で数を数えたりしました。スポーツを通して楽しく英語に親しむことができました。

「エンジョイタグ」の取り組みは、外国人コーチの指示を聞いて英語で身体を動かしながら、英語を学べる内容でした。また、徳増先生の世界中に友達を作ろうというメッセージは、子どもたちの学習意欲を引き出したのではないかと思います。授業の後に、自発的に英語で外国人コーチに話しかけに行き、サインをもらう児童が何人もいました。子どもの心に残る体験になったのではないかと思います。

今回の取り組みを通して、全部自分でやろうとせず、誰かに助けてもらうことも必要だとわかりました。子どもたちが青空の下で、英語を学びながら体を動かす姿は美しかったです。

英語でスポーツを教える。いろんな方に助けていただいたおかげでやっと実現しました!


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