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6/2(日)「海外で働くという選択」トークセッションのご報告

イベントから少し時間が経ってしまいましたが、6月2日に開催された「海外で働くという選択」について書かせていただきます。今回のイベントは、日本および海外、特にシンガポールでのキャリア選択に焦点を当て、楽天株式会社安藤 麻美 氏とAdobe株式会社大木 慧 氏をゲストスピーカーとして招いて開催しました。

お二人とも、大学卒業後から今まで様々なお仕事をご経験され、また海外での就労経験もがあるため、キャリアチェンジについて、海外就労について等、とても役に立つお話をお伺いすることができました。参加者の皆様からもたくさんの質問が飛び交っていました。

その中でも私たちが心に残ったのは、メンターシップ制度についてでした。お二人とも様々なお仕事を色々な国でご経験されていく上で、メンター、信頼できる人の存在はとても大きかったとお話してくださいました。特に海外での働く場合、自国で培ってきた経験が役に立たなかったり、言語の問題があったりすることがあると思いますが、相談できる人がいると言うのはとても心強いですよね。

ここでトークセッションの中から特に印象に残ったお話をいくつかご紹介させていただきます。

ゲスト - 安藤 麻美 氏

安藤さんの職場では、「リバースメンターシップ」という取り組みを行っていらっしゃるとのことでした。このリバースメンターシップとは、若手の社員が指導する側のメンターとなり、先輩やベテランの社員のメンターとなる取り組みのことです。通常のメンターシップでは、知識や経験が豊富な方がメンターとなり、若手の社員へ助言、指導をしますが、その反対の取り組みと言うことになります。

このリバースメンターシップは、1999年に米ゼネラル・エレクトリック(GE)が採用し、他の企業にも徐々に浸透したそうです。(出典:forbes ) 当時のGEのジャック・ウェルチ会長は自らインターネットやダイバーシティーについてを若手社員から学んだそうです。メンターシップ制度がある会社も増えてきていますが、まだまだ浸透していない中でallizのプラットフォームを通して、メンターシップが広まり、皆さんのキャリア形成のサポートができたらいいな、と実感しました。

ゲスト - 大木 慧 氏

大木さんは、カナダの大学を卒業し、日本で数年仕事をした後、海外で働いてみたいという思いから、ドイツ語は分からなかったそうですがドイツで就労を決意、ドイツでの就労後、シンガポールでも就労経験をされた上、現在は日本でGo-to-Market マネージャーとして勤務されております。グローバルな経験を積み、女性の営業としての長年の経験をお持ちの大木さんからの参加者へのアドバイスは、現状に満足せず努力を続けると言うことでした。

ここで参加者からの声を一部ご紹介させていただきます。

「今回のイベントに参加できてとても良かったです。イベントを通して、様々なことを学ぶことができました。私はもともと外資系企業で働きたいという考えはあったものの、海外で働くというビジョンは持っていませんでした。
最初のキャリアでは、想像を超える多くの経験をすることになると思いますが、割り当てられた仕事をこなすだけでなく、新しいことにも挑戦することを忘れないようにしたいです。」

大学生参加者から

経験年数や職種の壁を超えて、メンターシップは学んでいく上で大切なものであることを実感しました。allizでは、キャリア経験の共有やカジュアルなメンターシップを通じて、人々に新たな視点を提供し、キャリアの可能性を広げるお手伝いをしています。

この度はご参加いただきありがとうございました。また、大木さん、安藤さんこの度はゲストスピーカーとしてご登壇いただきありがとうございました。

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