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9/6(金) “with alliz”: Tech Talk イベントレポート - 繋がりと学びを通じた強いコミュニティ作り

[English version HERE]

2024年9月6日、東京渋谷にあるGoogle for Startupsキャンパスにて、"with alliz": Tech Talk イベントを無事に終了いたしました。多様な背景の参加者が集まり、互いに学びや交流することができ、コミュニティの成長を促進する貴重な場となりました。以下に、イベントの様子、参加者の皆さまからのフィードバックから得た主な気づき、そして今後についてを記載させていただきます。


1. 参加者とイベントの盛り上がり

今回のイベントには、技術系やコンサルティング業界から45名が参加し、エンジニア、デザイナー、HR、プロダクトマネージャー、経営者、そして会社の創始者まで、幅広い職種の方々が集まりました。参加者の中には、学生、業界のプロフェッショナル、日本に来たばかりの国際的な方々もおり、大変多様性に富んだイベントとなりました。

トークセッションでは、業界の最新トレンドを広い視点で紹介し、技術的な観点よりも大きなテーマに焦点を当てました。今回のゲストスピーカーは下記3名です:

  • Google JapanのPaul Li氏からは、AIと技術的負債に関する進化する課題について議論していただきました。

  • HashiCorpのGwenn Etourneau氏には、TerraformやInfrastructure as Code(IaC)を中心としたクラウドインフラのトレンドについて語っていただきました。

  • MercariのSnehal Shinde氏からは、リーダーシップとレジリエンス(回復力)、特に技術チームにおける適応力に関するプレゼンテーションを行っていただきました。

イベントの準備とトークセッション
QAとネットワーキング

参加者の皆さんはQ&Aセッションで積極的に質問をしてくださり、イベント中は大変活発な議論が繰り広げられました。また、ネットワーキングの時間もリラックスした雰囲気の中で、参加者同士が有意義な繋がりを築くことができました。本イベントのハイライトは、こちらのYouTubeチャンネルでご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=KDu9N1vgVmc&t=15s

2. フィードバックと学び

参加者に次の4つの質問に関してフィードバックをお願いしました:

  • イベントで良かった点について

  • 主な学び

  • 改善点

  • 今後のイベントに興味はあるかどうか

イベントのフィードバック

参加者の皆さんからのフィードバックは非常に前向きで、多様なトピックと和やかでかつプロフェッショナルな雰囲気が高く評価されていました。また、ネットワーキングの機会、オープンなディスカッションの機会が共に今回のイベントのハイライトとして挙げられました。改善点としては、技術的なトピックに詳しい参加者とそうでない参加者のバランスを取るコンテンツ作りや、イベント運営を円滑に行う点が挙げられました。

3. 今後に向けて

今回のフィードバックを通じて学んだことをもとに、次回のイベントやメンターシップサービスの計画を進めていきたいと思います。ここでは、特に次の3点に焦点を当てています:

1. コンテンツのバランス  
一般的な参加者を対象にしたイベントでは、さまざまなトピックのコンテンツを用意することが求められます。すべての参加者を満足させることは難しいですが、特定のトピックに関心を持つ一部の参加者にも満足してもらうことも大切です。今後、allizでは、異なる業界、専門分野に渡るネットワーキングの機会を広げながら、最新のトレンドを追い続ける多様なコンテンツ戦略を続けていきます。

2. 多様な参加者
多くの参加者がネットワーキングを目的にイベントに来ておりますが、ネットワーキングの価値を高めるのは参加者の一人一人です。allizは、特定の職業にとらわれず、学びとつながりを求める人々を結びつけることを目指しています。

3. 長期的な関係の構築
良いイベントは、前向きでモチベーションの高い人との交流から生まれるエネルギーで溢れています。新しい知識を得て、素晴らしい人々に出会い、そしてイベントの時間を楽しむことができればイベント自体は成功したと言えると思います。イベントを更に良いものするには、その後もつながりを維持し、互いにサポートし合うことができることが大切だと考えています。allizでは、キャリア的にも個人的にも、長期的かつ意味のある関係を築くことのできるイベントを目指しています。

4. コミュニティ間のコラボレーションを促進

過去半年間で、さまざまな種類のイベントを主催してきた結果、多くの方々がコミュニティを築こうとしていることに気付かされました。それぞれ社会における特定の課題を解決するために活動していますが、その専門性が逆にコミュニティの成長の妨げになってしまう場合もあります。allizでは、広い参加者に対応することで、規模の大きい市場をターゲットにしていますが、まだまだ新しい組織であるため、特定のニッチな市場においても成長することが重要だと考えています。現在、allizでは、他のコミュニティと協力し、パートナーシップ戦略によって、コミュニティの成長を共に目指すことを検討しています。

引き続き、業界トレンドを先取りし、様々な学びを提供するイベントを開催していく予定です。コミュニティが主導する学びの力を信じて、参加者の長期的なキャリア発展に寄与できることができればと思っています。
allizでは現在、パートナーシップの機会を積極的に模索しており、今後のイベント体験を更に向上させたいと考えています。イベントスポンサーシップやワークショップの共催、コミュニティサポートなど、様々な形での協力を通じて、技術業界全体との強いつながりを築くことにより、多様な参加者の皆様に、より満足してもらえると考えています。

5. 感謝の気持ち

素晴らしいゲストスピーカーの3名、ご参加いただいたすべての参加者、そして運営をサポートしていただいたイベントスタッフ、皆さん本当にありがとうございました。また、Google for Startupsの皆様には、コミュニティに焦点を当てた素敵な空間を提供してくださったことに、心より感謝申し上げます。

次回のイベントで皆様にお会いできるのを楽しみにしています。最新情報はalliz.jpでご確認ください!


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