見出し画像

31歳、喘息大発作を起こした話 #5 通院で頑張った1週間


おはようございます、Shokoです。

#4の続きになります。8年前の話です。


さて、明らかな喘鳴が出てきて、発作の治療をすることになりました。

本当はすぐにでも入院したいところだったのですが、夫(も医師)は仕事を休めないし、当時私の実家は遠方にあり、母は小学校の校長をしていたので休みを取れず、人見知り強すぎな一歳の長女を預けて入院することができなかったのです。



とりあえず毎日外来に通ってステロイド(ソルメドロール)の点滴に通い、吸入機を買って家で吸入してなんとかしのぐことになりました。

(※私は喘息の治療について元からよく知っていたので許可されましたが、本当はこんなことをしてはいけません。入院を勧められたら入院しましょう)

幸いSpO2(動脈中のヘモグロビンがちゃんと酸素を運べているか見る値)が下がることはなく、
息切れや呼吸苦は4月からずっとあったので慣れもあり、
7月のこの発作は苦しいけど、点滴を受けると症状が改善するので歩けないほどではありませんでした。

家にいると家事もしないといけないし、子供の世話もしないといけない、安静は保てませんでした。

仕事は行けなくなったので、寝室の掃除をしっかりしようと思って布団を買い替えて(←遅すぎ😂)少し寝やすくなり、1週間くらいでだんだん喘鳴は治って点滴は終わりました。


発作後の治療ですが、

シムビコート1日8吸入(2-2-2-2)
シングレア
ムコダイン
ムコソルバン
アレグラ(喘息ではなく、慢性蕁麻疹に対し)
苦しい時ベネトリン吸入

そして、発作が完全におさまってないとのことで、
デカドロンの内服が開始されました。

デカドロンとは、ステロイドの一種で、長時間作用し、非常に力価が強いですが、反面副作用の出やすい薬です。



この頃の私は、発作が起こり喘息だと確認できたため、掃除をもっと頑張らないととというマインドになりました。

布団が古かったことも悪化の要因となっているのは明らかだったので、「新しい布団はダニをやっつけないといけない」という考えていたのです。


ダニ退治のために私はせっせと布団を天日干ししました。

その辺の知識はあやふやで、今考えるとそもそも布団の天日干しはあたり効果がないと思います😅


しかし、前回#4でも書きましたが、

喘息発作の本当の原因はイネ科アレルギーだったのです。


外に持って行った布団にはイネ科の花粉がついてしまい、換気のためと窓を開けていたのも逆効果でした。


喘鳴が一旦おさまっても4月からあった息苦しさは続き、再び8月に喘息発作を起こすことになるのです。



続く

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?