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エピペンを使うタイミングって?

こんにちは、あじさいです。
前回に引き続き、エピペンについての解説記事です。


時々ですが、外来で
「先生、この間けっこう酷いアレルギー症状が出ちゃいました」
と告白されることがあります。

「その時、エピペンはお持ちでしたか?」
持ってたんですけど、打っていいか分からなくって……一晩寝てたら、何とかなりました……。打つのも怖かったし……」

たしかに。
エピペンを打つのは、とても勇気がいることですよね。

そこで今回は、エピペンを使うタイミングについてお話ししていきます。
アナフィラキシーは時間勝負です。
適切なタイミングで、エピペンを使いましょう。

「意外!」と言われることもありますが
アナフィラキシーの際に、お腹の症状が非常に強い方もいます
本人の意識がない/正常な反応がない場合、
ご家族や周りの方が、代わりにエピペンを使用してください


今回は簡略化して説明していますが、その人ごとに、症状の出方は異なります。
今までの症状と比較しながら、「これぐらいになったらエピペンを使う」等、主治医とも相談してください。

次回は、エピペンQ&Aを予定しています(エピペン講義は次回で終了予定です)。

今回もご覧いただき、ありがとうございました。