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有名な樹海で発見してしまった時の話とか【SUICIDE FOREST-Aokigahara】

おはようございます。
今回は名所として悪名高い「青木ヶ原」についての現実と、当時何が起きたか?その他自分が実際に体験したことの詳細をお伝えします。

以下、記事をお読みいただく上でのお約束です。
※青木ヶ原を含む森林一帯は国立公園であり、整備された歩道以外の場所に侵入することは推奨されません。また、実際に何かあってもし警察に相談となった時にめちゃくちゃ怒られることになるので、もし散策される方は余計な場所には立ち入らないよう、自然公園を散歩する目的で散策しましょう。
※この話は霊的な内容は一切ありません。怖い写真もありません。
※記事の内容を参考にして散策されても、私は一切の責任を持ちません。また、管轄都道府県や警察、自治体その他に迷惑をお掛けしない為にも、他人に迷惑をかける行為は慎みましょう。
※私は現在、樹海散策はしておりません。また、もし散策するとしても遊歩道以外の場所に侵入することはないでしょう。


1、人が人を呼ぶ、青木ヶ原樹海

この記事を読まれる方は、ここがどういう場所かご存じだと思います。
当時、私は埼玉県に住んでいました。
そしてバイク(250cc)が趣味なこともあり、山梨県(富士山周辺)はツーリングのターゲットとしてはうってつけであり、私は年に数回、下道で埼玉→富士山までを往復するツーリングを行っていました。

また当時、樹海と言えば有名な村田らむ氏の著書を買う程度には樹海に興味を持っており、「浅間神社でお参り→ほうとうを食べる→ついでに樹海散策する」というのが毎回のローテーションでした。

青木ヶ原は平日でも案外人が多い場所です。
樹海自体もそうですが、周囲に有名な場所(富士山、富士Q、忍野八海、河口湖etcetc)が多く点在しているうえに観光資源としても機能しており、下手したら秩父の山の中とかよりもよっぽど人の目が行き届いています。

それほど県も力を入れているのでしょう。
負のイメージは、少なくとも手つかずだったらしい数十年前とは雰囲気はまるで違っているように感じました。

2、樹海の現在

私が最後に訪れたのは2019年だったので最近?と言っていいのか分かりませんが、その当時の状況としては、まず出られないというのはあり得ないですね。
迷うことはあっても、上に述べているように人の目が行き届いている上に遊歩道やら県道やらが周囲を囲っており、足場が悪いので疲弊はしますが迷って出られないというのはまず無いです。
ただ、迷信が現在でも根強いのかたまーにカラーテープ(スズランテープ?)が伸びてたりペイントでマーキングしている樹木があったりはします。

よく遺留品が落ちているだのロープがぶら下がっているだのとネット上で見ますが、普通に散策している限り、まず見ません。
理由は自治体?だかそういった方々が定期的に清掃しているらしく、森林をクリーンに維持しようという体制が整っているからだと思われます。
なので遊歩道を散歩して雰囲気を楽しむ程度では、朝一とかでない限りまずアンラッキーは起きないと考えられます。至って普通のきれいな森林公園です。

ただ、前述の通り遊歩道内でも足場は非常に悪いので万全の装備は必要です。
最低でもスニーカーと足首までしっかり覆える靴下、長袖長ズボンは必須でしょう。
ちなみに私は登山用シューズ、軍手、非常食、笛、熊よけ、双眼鏡、iPhone(GPSトラッカー常時起動)、方位磁針、予備バッテリーという万全な装備で臨みました。
後述しますが私は単体でなく2人(もしくはそれ以上)で散策しており、iPhoneはGlympseという位置情報共有ツールで、全員とリアルタイムで位置を共有していました。(INGRESSの経験が活きましたね!)

あと、樹海は全体的に独特なにおいがあります。
誤解を恐れずに言うならば、顔に塗られたファンデーションに犬の体毛を5%ほど混ぜたようなにおいですね。
森林は樹海以外にもよく行くし、今住んでるところは隣に山があるような環境ですが、そんなにおいはしないので、あれは樹海独自の土地のにおいなのでしょうね。


3、意外とエンカウントする不審者

遊歩道を歩いていると、数ヶ所で「立ち入り禁止」の分岐路に出くわします。有名なやつです。
一度、分岐路を少し歩いた先でYoutuber?みたいな御一行に出くわしたことがあります。
向こうは団体に対してこちらは一人です。そしてどちらも不審者。
無言ですれ違いましたが、あの時は心底びっくりしました。

あとは、別の日に知り合いと一緒に浅間神社までお参りついでに樹海案内で散策していた時に、夏にも関わらず全身厚着で顔面マスク&額にGoProを装備した輩が分岐路の先へぶつぶつ言いながら消えていったことがありました。その後は知りません。
※遊歩道の外で不審者に遭遇して何かされても誰も助けてはくれないので、変な場所に行くのはやめましょう。
カツアゲならまだいいほうで、性犯罪や命が亡くなっても文句言えません。物理的にも精神的にも。マジで変な人いますよ。

4、そして起きてしまった

ここまで書いて以外かもしれませんが、私は土地に興味がある&自然が好きという程度で樹海散策を趣味としているわけではありませんでした。
実際にこの事件が起きるまで、樹海には2回ほどしか散策していません。
つまり、3回目の訪問で起きてしまったんです。

以下が実際の経路です。
※遊歩道ではありません。道はないです絶対にマネしないように。
どこで何を見つけたか?何があったか?等の詳細は伏せさせていただきます。

2018年12月。当時、私は同僚と二人で散策に臨んでいました。
途中でテープや遺留品?か不法投棄らしき服の切れ端などはありましたが、その他は特に何もない静かな日でした。

ある時、同僚が非常に怯えた様子で動揺しました。
鹿か何か出たか?と思ったのですが、少し離れた先でこの森林には似つかわしくないビビットカラーの何かが木の陰から見えました。
その瞬間、「あ、やっちまった」と心の中で思い、二人で完全に硬直してしまいました。


5、通報しようにも圏外

ネット上では冗談なのか「見つけたら財布を抜くチャンス」だとか「装飾品ドロップ」だとか書かれてますが、散策する人の中には実際それ目的の人も確かにいるのかもしれません。
ですが、ごく普通に日常を生きている人間にとっていきなり目の前に「人の死」というものが現れるというものは、精神的に相当なショックを伴います。
当然その光景とあまりのショックに固まってしまい、数分間何もできない硬直ののちに、私はそのままその場を立ち去ることを提案します。
何故かと言うと、ここで通報して遺体を運び出すことは何というか、故人に対して失礼だと感じたのです。その方は自ら選択してここに来たはずで、自ら選択して実行したのですから。

でも結局、後に通報することにしました。そしてその行為は(今回に関しては)間違っていなかったということが後に判明することになりました。

さて、遊歩道に戻る途中で色々の相談の後にやはり通報しようということで纏まり、富士吉田警察署に通報を試みますが、今いるこの樹海内では電波が届きません。
最低でも遊歩道か県道まで出ないと電波が届かず何もアクション出来ないので急いで遊歩道を目指します。

やっとのことで通りに出て通報し、今起きたことを色々説明、道の駅まで戻って警察の到着を待つことになりました。


6、そりゃーめちゃくちゃ怒られるよね

道の駅で警察の方々と合流し、再度事情を説明して現地まで案内することになりました。
ちなみに自分ら含めて警察十数名が担架を持って森林内を進んでいく光景は、他の方から見ればかなり怪異に映るようで、周囲の人は目を皿のようにして見ていました。
そして例の「立ち入り禁止」の分岐路にまで差し掛かりました。

ここを進まなくては案内出来ないので、トラロープを潜って中に侵入したと同時に厳つい警察の方から

「ここは立ち入り禁止ですが?」

と始まって、めちゃくちゃ説教されました。
…はい、理解しております。もうしませんと思うと同時に(ここでじゃあ帰りますと警察放置して帰ったらどうなるんかな?公務執行妨害かな)などと考えながら、現地まで一緒にハイキングです。
そして現地付近まで近づくと警察の方が見つけたのか、私たちは少し遠くで待機を指示され、遺体の現状確認やら何やらが遠くで進められました。

ポケットの中には遺書があったそうです。
そしてその遺書はどうやら私たち第一発見者宛に向けられたものであるらしく、事情を察したのか警察の方が伝えられる範囲で私たちに教えてくれました。
詳しく内容は書きませんが、その方は自分を見つけてほしかったというように感じられました。その時、通報するという考えにシフトしたのは虫の知らせみたいなものなのかな?と私は今でも思います。


7、この経験で思うこと

2018年当時、県道71号線沿いにある展望台の駐車場には有名な放置車両がありました。現在では撤去されています。
なんとなくマイナスイメージが今でも残されていて、実際にそれを感じるものも残っていたりしてて、「非現実感」みたいなものを手軽に身近な場所で感じるために、自分のようなそういう人々は足を運ぶのでしょうか。
今回実際にこの件を受けて、自分の中で何が変わったとか何を変えたということは全然無く、自分は今でも森や山や海といった自然が好きだし、樹海を嫌悪するということも全くありません。
行かなくなったのは単に気軽に行ける距離じゃなくなったからです。

ですが、この件をフラッシュバックするような事件が、身内で最近になって発生し、色々考え込むことは増えました。
少なくとも、この件は自分にとって他に代えることのできない経験に属し、本来であれば普通に生きる人類が経験すべきではない案件です。

他の著名な方々のように話をうまく纏めることは出来ないのですが、この記事をお読みになられている皆様が、こういう経験をすることなく、経験したと同じ程度の知識≒経験値となっていただけるよう、お役に立てたら幸いです。

というわけで今日はこの辺で失礼します。



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