子供の「やる!」を待とう

上の子は20歳、下の子は15歳になりました。
それでも心配で親から声をかけてしまうことが多々あります。いつまで経っても子離れできていないことは本当に反省です。

私が子供のとき、親が一方的に決めてしまうことに違和感と拒否感を覚えていました。本当に小さなことですが、遊びに行くときの行先、外食のときのレストラン。何も相談なく決めてしまうことに反抗はなくとも、「なぜ聞いてくれないのだろう?」と疑問に感じていたのです。だから私が親になったとき、絶対に子供の意見を尊重する!と決めて子育てをしていました。何をするにも「どうする?」「どうしたい?」と聞くようにするのです。でもその先のプロセスを子供と相談することが少なかったことを反省・後悔しています。

子供がやると決めたことは子供はしっかり覚えています。そのプロセスも子供なりに考えているのですが、親は子供の行動を待たずに声をかけてしまうことがあると思います。「まだ?」「今やろうとしてたのに・・」はよくある光景ですね。
1日、1週間、1か月待ってみましょう。きっと子供は何か行動をします。自分の中で「やる!」を決断するときが来るのです。

自己決定理論
『自分で決めたことはやってみたくなる』自分で決めたことがいつの間にか親が決めたことにならないように、自分でコントロールして自分で結果をつかめるように親は見守り、時にはサポートしていきたいですね。

本当に子育てはマネジメントと似ています。他人では表面に現れないことも子供ははっきり伝えてくるので、子供の反応に感謝して、自分自身を成長していける機会としてとらえていきたいです。
親も成長していかなくては。

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