僕の趣味
僕の趣味を紹介したいと思います。
2年前くらいに誕生日プレゼントとしてシュレッダーを買ってもらって以来、その趣味をする機会がなくなっていたのですが、先日引っ越しをし、シュレッダーとお別れをしてから、また久々にそれにハマっています。
それは...
住所が書かれた紙をハサミでチョキチョキ切り刻む事です。
ハマったのはいつからなのか覚えていませんが、小中学生の頃にはチョキチョキしていたような気がします。
そんなに細かく切らなくても...というくらい切ります。
それを見た彼女に多分面倒臭がられています。
僕はドがつくほどの心配性なので住所が記載された紙を外に置いておきたくないのです。
燃えるゴミの中をわざわざ探って僕の住所を盗み出す人がいないのは分かっていますが、何かの拍子で万が一、億が一の可能性で見られても住所を全て把握されないで済むし、なんなら切り刻まれた住所のうちの一文字の4分の1くらいになった文字が記載された紙がひらひらと舞ってどこかの誰かの元に飛んで行って、「これは何が書かれていたのだろう」と想像させるのもまた、趣があるとは思いませんか。
ある日突然、少年の元に切り刻まれた紙切れが飛んできた。そこに書かれた文字が何を意味するのか、また繋ぎ合わせると何が記載されているのか。少年はその紙切れの謎を解き明かすべく冒険へと旅立つ────。
なんて冒険譚があってもいいんじゃないでしょうか。
話を大きくしすぎました。
何はともあれ、住所が書かれた紙を全てチョキチョキと切り刻む姿を見て、「めんどくさい男...」と思われないためにも、この行為を趣味とする事で、「趣味なのか!しょうがないね!」とされるのです。まあ、趣味に口出すする人間の方が面倒ですからね。
皆さんも、「自分のこの行動、めんどくさいと思われてしまうかも...」と思い当たる節がございましたら、“趣味”として正当化する事をお勧めいたします。
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