オールオン4は上顎も可能ですか?

オールオン4は上顎も可能ですか?

結論から言いますと、オールオン4は、上顎でも可能な治療法です。

オールオン4とは、上顎や下顎の歯を失った場合に、4本のインプラントを土台として、全ての歯を回復させる治療法です。オールオン4は、通常のインプラント治療と比べて、メリットやデメリット、費用などが異なります。この記事では、オールオン4の概要や特徴、上顎での治療の可否や注意点などを詳しく解説します。オールオン4に興味のある方や、インプラント治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

オールオン4は上顎も可能

繰り返しになりますが、オールオン4は、上顎でも可能な治療法です。実際に、オールオン4の治療例の約半数が上顎で行われています 。上顎でオールオン4を受ける場合、以下のような点に注意する必要があります。

  • 上顎の骨の量や質が下顎よりも劣る場合がある:上顎の骨は、下顎の骨に比べて、量が少なかったり、質が悪かったりする場合があります。これは、上顎の骨が下顎の骨よりも柔らかくて薄いためです。そのため、上顎でオールオン4を受ける場合は、インプラントが十分に固定できるかどうかを確認する必要があります。インプラントが固定できない場合は、骨造成や骨移植などの追加的な手術が必要になる場合があります。

  • 上顎洞の影響を受ける場合がある:上顎には、上顎洞という空洞があります。上顎洞は、鼻や耳とつながっており、呼吸や免疫などの機能を果たしています。上顎洞は、歯の根の近くに位置しているため、歯を失ったり抜歯したりすると、上顎洞が広がったり下がったりする場合があります。これを上顎洞底降下症と呼びます。上顎洞底降下症になると、インプラントを埋め込むスペースが狭くなったり、上顎洞に感染したりするリスクが高まります。そのため、上顎でオールオン4を受ける場合は、上顎洞の状態を検査する必要があります。上顎洞の問題がある場合は、上顎洞挙上術という手術で上顎洞の位置を調整する必要があります。

  • 上部構造の高さや厚みに制限がある場合がある:上顎でオールオン4を受ける場合は、上部構造の高さや厚みに制限がある場合があります。これは、上顎のインプラントと上部構造の接続部分が、下顎のそれよりも目立ちやすいためです。そのため、上顎でオールオン4を受ける場合は、上部構造のデザインや素材に注意する必要があります。上部構造の高さや厚みが適切でない場合は、見た目や噛み心地が悪くなったり、インプラントや上部構造に負担がかかったりする可能性があります。

オールオン4は、上顎でも可能な治療法ですが、上記のような点に注意する必要があります。オールオン4は、上顎や下顎の歯を全て回復させることができる画期的な治療法ですが、一方でリスクや費用も高い治療法でもあります。オールオン4に興味がある方は、まずは歯科医師に相談してみましょう。歯科医師は、オールオン4の適応や不適応、メリットやデメリット、費用や治療期間などを詳しく説明してくれます。オールオン4は、自分の歯に近い感覚や見た目を取り戻すことができる治療法ですが、それには一定の条件やコストが必要です。オールオン4を受けるかどうかは、自分の状況や希望に合わせて慎重に判断する必要があります。オールオン4に関する情報は、インターネットや書籍などでも入手できますが、最終的には歯科医師の意見を参考にすることが大切です。



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