北関東にグルーヴを刻む！　

今回の旅の目的地は茨城県下妻市
ランダムに目的地を決めるアプリで決めた。
偏った視野で北関東をドライブすると寂しい景色ばかりのセンチメンタルジャーニーになってしまうなぁと、写真を取り込みながら思った。

　駅前でもない幹線道路にあるパチンコ屋さんは大繁盛か廃墟かに二極分化する傾向であるようだ。賑わいと凋落のあいだ、その移行期間はおそらく短い。寒冷前線が通過した朝のようなノスタルジーがあるのだろう。

褪せているが看板はまだ色を残す。むしろ痛々しい。

看板は風にはがされ、背後に落下している

結婚式場の廃墟をみつけた。
天井が焦げたように見えるので、おそらく火事があったのだろう。
ここにも賑わいと凋落がある。

螺旋の階段　着飾った花婿・花嫁が降りていったのだ

石造りのハトは永遠である

いろいろな景色に足止めされて、なかなか目的地にはつかない

バス停があったのかもしれないが、停留所の看板は見当たらなかった

奉仕に明け、奉仕に暮れる

鳥居の先には木が茂り、社殿があるのかどうかすらわからない

自然に割れるのか、誰かが割るのか

目的地を決めたら下調べをする。
下妻市には砂沼さぬまという大きなため池があるらしい。
砂沼にはY字に伸びる橋があって物珍しかった。
砂沼サンビーチという公営プールがあったのだが、2018年に閉業してしまったらしく、いまは廃墟である。

砂沼の水は濁って綺麗には見えない。しかし、よく空を反射する。

砂沼サンビーチ

このキャラクターはシモンちゃんというみたい(男の娘疑惑があるとか)

双子の給水塔

Y字橋の中央付近。なかなか良い雰囲気だ。

見返すと廃墟ばかり、暗い写真ばかりであった。
今度は楽しげな明るい写真も。
それではさようなら

砂沼の外周の景色

撮影機材
カメラ　FUJIFILM X-T 30
レンズ　XF 27 mm F2.8 R WR