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視点を変えてみるザイオンス効果の件

視点を変えてみるという意味で「表と裏」というキーワードで検索したら
ステキな画像を発見、ありがとうございます。
お借りしました。

さて、
ザイオンス効果=単純接触効果は既に知っていらっしゃる方も多いかと思いますが、

ポーランド出身の心理学者
ロバート・ザイオンス氏の論文によって発表された効果

でありますが、これは普通マーケティングの世界とか恋愛系とかもか?
で使われています。

まぁこんな話をするのもあれですけど、ワタシ、結構詐欺っぽいことに
ひっかかる傾向がありまして(ひどいことにはなってないですが、、、
あ、なってるか、まぁいっか)

これ、まさにザイオンス効果によって誘導されているという話です。

回数を重ねるとか距離を縮めるとか・・・最初はメールとかSNSとか
文字ベース、次に電話ベース、次に対面・・・みたいな流れですかね。
もう接触回数、けっこうありますよね。

だから、なんだかもう親近感わいて、それでなんかいいかなと思っている
自分がありまして、購入とか契約・・・という流れですね。

ほとんど失敗だらけの人生なので、この流れを何度か経験しているわけですが、、(愚か)

で、最近、起業をしたい、独立したいという方向けに講座などでお話し
させて頂くのですけども、ザイオンス効果って本質を見極めるのに裏目に
出るもんなんじゃないかなーって最近思うんです。
(ちょっと宣伝してみるw)

SNSとかで投稿内容を見て、また投稿されていると見て、、っていうのを
繰り返していると、その人に対する親近感がわいてくる。

で、その人の商品とかに興味をもつ、実際話を聴きに行くって感じかと
思いますが、でももう入り口の段階で接触回数が上がっているから
好意もって行ってるわけなので、ひとつふたつ購入への階段があがっている
わけです。

商品とかサービスの説明を聞くけども、吟味とかする感じにはもうなっていない。(まぁちょっと違うけど冷静さを失っているという感じか?)
だから、サービスが本当に今の自分に必要なものなのか、他と比べて本当に
それがよいと思っているのか、というのをやらない。

衝動買いに近い感じかな?

だからよく見ないで、よく聞かないでそれを購入、契約しちゃって、ふたをあけてみれば、おいおいおいーということがよくあるわけです。

こういう経験を何度となくしていて、ザイオンス効果って購買側にとっては
あんまりいいもんじゃないのかも、ふと思ったわけです。
決して全否定するつもりはないです。

親近感がわいた状態(この人なんかいいなぁーと思う状態)になっていくのは人との関わりの中では必要なことだと思うので、必ずしも悪いものではないと思ってはいます。

でも、人によっては価値が違うかもしれないけど、高額出すような起業塾とかある種のサービスとかはこのザイオンス効果に飲み込まれている自分を客観的に捉えて、目の前の商品やサービスについてしっかり吟味しなよ、あんた、という感じにしたほうがいいのではないかと思うのです。

失敗も経験とは言うけれど、持ち金はたくほど投資とか支払いとかしちゃった後では、自分の中で消化できるまで時間がかかるので、そういうつらい
状況はそんなに数多くなくてもいいのかなと。

自分もサービスを提供する側として、情報発信とかしていきますが、
購入して頂く際には、お客さまにはしっかりと吟味して決めてほしいです。

なんて・・・思ってはいますが、私ぐらいですかね、ザイオンス効果であっさり買ってしまうとかいうのはw
普通みなさんはちゃんと吟味されてますよね。。。

あるものを違う角度から見ると、違う捉え方もできるんだなということを
気づいたのでつらつら書いてみました。

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