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地方で街コンを開催してみての振り返り

1ヶ月半ほど前から準備していた街コンが、昨日無事に終了した。結果としては、男女合わせて24人の方々に来ていただき、大盛況。個人的に大満足のイベントとなった。

▼▼イベントページ▼▼


イベントを実際にやってみて学ぶところがたくさんあった。今後の自分の活動に活かせることばかり。記憶が新しいうちに振り返りをしていこうと思う。

長くなりそうなので、気になる箇所だけでも見てもらえれば。


普段出会わない同世代の人たち

今回来てくださった方は、半分が知り合いで残りの半分は初めましての方だった。初めて会う方は普段の生活では出会わない人たち。仕事をしているだけでは出会わなかっただろう。

参加者に話を聞いてみると「職場と家の往復では新しく人と会う機会が少ない。男女問わず同世代の人たちと出会える機会は貴重」と話していた。

今回は街コンという形で“男女の出会い”にフォーカスしたが、“友達”にフォーカスしたイベントをやっても面白いかもしれない。


イベントのターゲット設定

今回のイベントのターゲットは「18〜35歳の独身男女」。年齢層がかなり広い。初めて開催するイベントで人が集まるか分からなかったため、あえて広めに設定した。

人数は集まったものの、参加者の満足度を上げることに繋がったかは微妙なライン。20代前半の方は恋活や友達作りに重きを置いており、20代後半から30代の方はどちらかと言うと婚活寄り。人としての相性は良くても、年齢差がある分、今後の関係性を深めることへの遠慮はあった気がする。

今後もしイベントを開催するのであれば「20代限定」とか「30・40代限定」のように、年齢を絞って開催する方が満足度が高くなると思う。


紹介してもらえるありがたさ

今回参加していただいた方は、僕の知り合いか知り合いの知り合いばかり。参加には繋がらなかったものの、周りに声をかけてくださった方もたくさんいた。

人が来てくださることや紹介してくださることは当たり前ではない、という当たり前のようなことを再認識させてもらった。

目の前の人との出会いが今後どこで繋がるか分からない。1ヶ月後なのか数年後なのか。いずれにせよ、一つずつの出会いを大事にしていれば、良い形で物事や縁が繋がっていく。

紹介してくださった方々には丁寧にお礼のメッセージをさせていただき、より一層、周りの人との関係性を大事にしたいと感じた。


場の空気作り

イベントのカラーは主催者によって違う。明るい雰囲気なのか、落ち着いた雰囲気なのか。「はい、自由に話してくださいね」と言ったところで、空気感が分からない参加者は戸惑ってしまう。

今回は洋楽を流しながらできるだけポップな空間を作ることを意識したが、参加者に思いは届いていただろうか。参加者のみなさんのおかげで良い空気感を作れたものの、主催者としてもっと明るく働きかけられたんじゃないかと反省もある。

最初から参加者が安心して参加できるような空気作りができるように。


イベントを開催したという実績

今回のイベントに関して、再三SNSで発信をしていたため、僕の周りの方から「面白そうなことをやってるね」と何度か声をかけてもらった。

“イベントを開催して集客できた”という事実が、今後何かのアクションに繋がっていく気がする。イベント開催を考えている人から相談が来るかもしれないし、一緒にコラボすることもあるかもしれない。

「あいつは面白そうなことをやっている」と認識してもらうことが重要である。大変ではあったけど、イベントをやってよかった。


未来と過去の違い

「イベントをやってみたいんだよね」と未来のことを語るのに対し「イベントをやったんだよね」と過去の経験を語るのでは、語れる言葉が全然違う。

外から見るのと内から全部見るのとでは大違い。

これで僕は、イベントを開催した人間としてイベントについて語れることになった。


いつもと違う集客の負荷

いつもは自分の商品やサービスが売れるかどうかで考えることが多いため、行動起点が自分のためであることがほとんど。

一方、今回のイベントでは「参加者のために何としてでも人を集めないといけない。男女の比率はできれば半々で」といつもとは違う負荷がかかっていた。

企業の集客をサポートさせてもらう立場として、泥臭い集客を体験できたのは非常に良い経験となった。


ドタキャン0

何気にすごいことだなと思うのが、ドタキャンする人が0だったこと。申し込みをしてくださった方は全員参加してくださった。

大きな要因としては、事前決済をしていたことが挙げられる。「イベントペイ」というツールを使ったことで、当日決済ではなく、事前決済にできた。

イベントや人と会う直前はどうしても億劫になってしまうもの。ついついドタキャンしてしまうのも分からなくはない。だからこそ、全員事前決済をしてもらうことで「お金を払ったし行くしかない」という気持ちに。

イベント当日にお金のやりとりをすると、参加者の気持ちが下がるし、運営側の手間も大変。多少手数料がかかったとしても、イベントペイのような便利なツールを使う方が、スムーズに運営できる。


主催する側のメリット

企画から集客、運営までを全て体験することで、たくさんの経験をすることができた。これは、参加者では得られなかっただろう。

イベント後の達成感は半端なかったし、こうして学びのnoteを書けていることも今後の財産になっていく。

イベント当日の“点”でしか見れない参加者に対し、イベント前からイベント後までの“線”で見られる主催者。大変ではあるけど、定期的にやってみたい気持ちはある。


イベントはあくまでもフロントとしての役割

イベントだけで大きな収益を発生させるのは難しい。コスパでいくと”悪い”方に該当するだろう。そのため、イベントはあくまでもフロントとしての役割を担う、ということを頭に入れておく必要がある。

イベントで接点を持ち、どう次に繋げていくのか。今回のような街コンであれば、結婚相談所やコミュニティ会員に繋げていき、バックエンドに繋げていくのがセオリー。

今回はバックエンドは考えず「自分の経験のためにやってみよう」と最初から考えていたため、バックエンドを特には設定していなかったが、イベントとしての役割を考えておく方が、イベント後の動きがスムーズになる。


まとめ「開催してよかった」

なかなか人が集まらなかった時は、企画したことについて後悔したこともあったが、結果的にイベントを開催してよかった。

第2弾として同じような趣旨のイベントを開催するかは不透明ではあるものの、今回の経験を確実に活かしていきたい。

無事に終わってホッと一息。とにかく終わってよかった。

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