日々是雑感2021/04/17

耳鼻科の通院で電車を使った。自宅から最寄り駅まで徒歩20分。横浜時代とさして変わらなかった。

違うと言えば、通院先の近くの駅まで230円かかっていることである。横浜にいた時の根岸線とは大違いである。あの時の通院は歯科医で通った横浜駅まで170円(ICは168円)、精神科医で通った石川町駅(元町・中華街)までは160円(ICは157円)である。もっとも、その時は通勤定期の範囲内だったのでお金をかけずに済んだが、横浜を去る日に限っては回数券を使ったから少しだけ金額を意識した。

勿論、人口比率の差も環境の違いもあるが、たった3駅先まで230円は、名古屋の地下鉄の240円区間に匹敵する。また地元の230円なら東京駅から総武快速線錦糸町駅まで行けるレベルである(実際は220円である)。

金額で見ると安そうに見えるけど、実際の距離は相当違う。初乗り料金や料金計算の違いもあるが、距離で見ると230円の重みが違う。

首都圏・東海圏と過ごしてきた中で、あまり意識しなかったが、電車代の重みが首都圏と東海圏では東海圏の方が致命的だ。IC運賃も紙切符運賃も同額だから、首都圏のように1円単位で細かく刻んでくれない。節約やケチという言葉が似合う自分にとって、10円単位の運賃は高く感じてしまう。

先日、雇用保険の受給が決まり、保険料が振り込まれた。

大した金額には見えないが、実家にいる限り生命線である。贅沢はできない。電車もたくさん乗れそうにない。まだまだ節約生活は続きそうである。

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