日々是雑感2017/7/25(2)
人類の文明の発達を考える機会がたまたまあった。
映画やドキュメンタリーで人類はAIや機械任せの生活が続いて、衰退するのではないかとか、機械を使った文明が滅び、原始時代のような生活に戻るのではないかとか、SFっぽい感じもありながら、どことなくリアリティがある。
ロボット三原則や相対性理論、フェルマーの最終定理など人類は理論展開し人類の知の向上に努めてきた。しかし、現代においてそういった知の向上はごく一部に限られていて、実際のところは知の衰退が進んでいるのではないかと危惧する事がある。日本においては識字率が非常に高く(それでも90%台で完全でないところに意味があるのだが)、諸外国と比べ比較にならない。しかし、無戸籍児童や不登校など、何か画一性を追求しすぎた結果が今の時代に如実に表れているのではないかと思うようになってきた。
多様性の時代の割には、何か人間っぽさが感じない時代だ。ネットの発達のしすぎなのか、それとも個の時間が増えすぎたのか、はたまた人間の宿命なのか。
少なくとも今の時代は様々なところで不満が溜まっているのを感じる。それだけは確かだ。
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