分離から統合の《世界観》へ
"宇宙は意識の中にある。そして宇宙は一つのシステムである。"と《空不動》は言う。
一つであって、しかも多くに分かれている。
多くに分かれていることは、我々にもわかる。
そう見えるからだ。
しかし、一つであることはわからない。
そう見えないからだ。
我々の世界とは、我々自身の心、つまり人類の集合的意識の反映である。
集合的意識とは、世界はこうだ、とみんなが思い込んでいる観念=イメージのことだ。
その思い込みの世界、イメージとは「世界観」とも言われる。なので今の人類は、これまでに獲得した経験に基づく世界観を持っている。
それは先に言った、現実の目で見える世界、あらゆるモノは分離しているのが真実、であるという世界観である。
この〈世界観〉に基づいて形づくられてきたのが今の我々の現実である。
この〈世界観〉はアップデートする時期がきたのだ。「分離」を真実とする世界観では、役に立たない時代に突入したからだ。
一番の理由はそれが「正しくない」からだ。
すべては《宇宙意識》から生まれた。
すべてで一つなのだ。「分離」は真実ではなく幻想である。
正しい《世界観》とは、宇宙が一つであることを表していなければならない、すなわち《宇宙意識》の絶対性、普遍性、完全性に基づく《世界観》にもうアップデートしなくてはいけない。
分離に基づく〈世界観〉から、統合の《世界観》へ進む段階に至ったのだ。
★「宇宙と意識」空不動
★画像は縄文の竪穴式住居の骨格。
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