【発達障害】生きづらさの“原因”を見つけて“根本解決”を目指す
<投稿:2024/2/26>
<改訂:2024/2/26>
発達障害&高次脳機能障害の生きづらさに振り回され、
家庭も仕事も何もかも上手くいかない日々が極まってきた頃、
「どうして俺は、皆が簡単にできることが出来ないんや?」と、
夜道に倒れ込んで、
シラフなのに月夜に噛みついていた。
そんな頃もありました……
「生きづらさのカラクリ」を知っていれば、逃げることができました。
カラクリを知っていれば、対応策を探して学び、実践することもできました。
知識だけでは人は変われない。
でも、無いとどうしようもない知識もあります。
発達障害者の「問題行動」、
例えば、
◎すぐにかんしゃくを起こしたり、些細なことで傷つき、周囲が扱いに困る。
◎ゲームや動画視聴を止められなくて睡眠不足、必要な作業(勉強や就活)をしない、小遣いや家計を食いつぶすほどの課金を重ねる
◎読めない、書けない、理解できない。(他のことは出来るのに)
全部、「原因」や「理由」があるんです。
それを知らずして、「努力不足」と決めつけ、
お子さん(発達障害当事者)の行動を「どうにか改めさせる」ことに終始する。
例えば、叱責や脅しによって本人が納得できないまま強制的に言うことを聞かせたり、向精神薬で大人しくさせる。
これらは単なる「対症療法」です。
これでは本人も親御さんも疲弊し、絶望が募るだけ。
腐って匂う生ゴミに消臭剤をかけても(対症療法)、また腐って匂います。
生ゴミを「ゴミ収集に出す」、「そもそもゴミをあまり出さない生活をする」。つまり「原因」にアプローチする「根本解決」が必要です。
「原因の特定」を行い、「根本解決」を第一に目指す。
この姿勢があってこそ、「根本解決」への取り組みを長続きさせるために、二次的な「対症療法」が有益になるんです。
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ただし、薬は対症療法としてもお勧めしません。
副作用、投薬の長期化による将来への不安が大き過ぎるし、
一時的にシンドさが楽になるため、原因の特定・解消から目を逸らしてしまい、
「一生を投薬(つまり病人)して過ごす」ことになるからです。
薬は、下記に示す“3つの暮らし調整”で不要になります。
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僕が自分の生きづらさを解放し、
凸凹さん子育てママ支援、
発達障害者の就労支援、
発達支援のスペシャリスト諸氏、
そして社会で活躍する発達障害当事者の皆さんから学んでまとめあげた
“3つの暮らし調整”。
<3つの暮らし調整>
◎環境調整
◎身体調整
◎生き方調整
そして、その土台となる考え方。
まずお母さんから生きやすくなるための、
「親子で取り組む」、「親から取り組む」、
「発達障害をヒントにした生きやすい子の育て方」。
対症療法だけの付け焼き刃なやり方から脱却し、
「本当に生きやすくなる」ための手がかりを、
このブログで投稿していきます。
このブログからの出版も実現し、凸凹さん子育てに悩み苦しむママに届けていきます。
<当noteブログの留意事項>
保護者の中でも特に「ママ・お母さん」に着目しています。母親は生命の発祥であり、また今の日本は母親にとても冷たい社会だからです。しかし、もちろん父親、祖父母、親戚、血のつながりのない保護者の方々のことも大切に思い、お役に立てるようこのブログをお送りしています。
投稿内容は、成瀬敦史が現場スタッフとして在籍する就労支援事業所とは関係のない個人的な見解です。
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