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初日、風呂場での事件

※これは、今から15年ほど前、私がイタリアに短期留学した時のお話です。

さて、さっちゃんのおうちから帰ってきて、夜?夕方だったと思います。
他の生徒さんは誰も帰ってきておらず、とりあえず今のうちにシャワーを浴びてしまえ、的な事をマリアに言われ、シャワーを浴びることに。
その時、事件は起こりました。。。

10月でしたが、体が濡れるとちょっと肌寒いので湯気で浴室が温まる程度、シャワーを出しながら頭を濡らす私。。。出しっぱなしにはしてなかったのですが、頭を洗い、体を洗おうとした頃に、

冷たっ!

お湯がみるみる水になっていく。。。
そうです。
シャワーが水になったのです。

ひえええええええええええっ!と叫ぶ私。(心の中で)
なんでもイタリアでは、タンクにお水を貯めてそれを暖めてシャワーのお湯に使っているので、大体15分くらいするとお湯がお水になるのです。お水になったら、お湯が溜まるまでまた時間がかかる…という事を全く知らなかった…
なので、この日は「故障?故障なの??運悪っ」と心の中で思いながら、お水で頭を洗い、ブルブル震えながら石原裕次郎的ガウンを羽織って急いで自分の部屋へ。
故障かどうかの真偽については、残念ながら私のNHKイタリア語講座の勉強むなしく、マリアにそんな事を説明出来るすべもなく…謎は、後日同じ家に住んでいる日本人のあーちゃんに教えてもらう事になります。

馴染みがなくても、なんとなく部屋にあったオイルヒーターの使い方は分かったので、石原裕次郎的ガウンの前を解きまして、昭和の時代に時々町にいた、露出狂のような形でフロントの部分をヒーターに向かってバッサバッサとして、温風で温まる事少々。体も温まり、無事風邪をひくことなく事なきを得ました。

さて、いよいよ翌日には語学学校が始まります。
この日は、早々に就寝。続きはまた今度…

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