28-友達なんかいらんプップー

一年生になったら♪
一年生になったら　
友達100人できるかな！？♪


できるか！


YOU友達、何人おるん?
え～フォロワー、××人もおるんや～
毎日めっちゃ いいね!　されてるやん

めっちゃ　羨ましいわん

ワンワン

ってうそっぴょ~ん
(ちょっとだけほんま)

うちには 友達は おらん
いわゆる 普通に つるむ友達

15歳で施設から出たあと
似たような連中と毎日地元でつるんでて

もうそれは完全
家族以上の仲間やとおもって
命でもなんでも
はったるでぐらいでおったのに
ある日突然、全員がうちを完無視し始めて
意味も訳もなんも聞かされんまま
それが何ヶ月も続いたことがあって
まぁそれはそれはくそったれな日々やったから
その経験が尾を引いてるかもしれんけど
そこから発見したこともあって

思うねんけど
友達ってものを作ったら
友達じゃないっていう人も
同時に出来てまうやん

うちら友達やんなぁ

って いう言葉のニュアンスに
なんか 特別な圧を 感じて
めんどくさいねん

それ以外を　バッサーって
まるでないもんかのように扱ったり


なぁ うちらみんなそうやんなぁ

とかっていう
なんかわからん同調圧力に
巻き込まれたり

お~
ひさしぶりやん

とかいうて
なんだかんだあったいろんなことを
全部水に流して過去の素敵な思い出として
花咲かせなあかんかったり

のり悪いな～　らしくないな～
あんときのあんたどこいったん？
いつものあんた出してよ～

とかって無理やりタイムマシーンに
乗せられたり


そういうじゃれあいみたいな関係に
憧れがないわけじゃなかったけど
いまは そんなにそこまで大切なことでもない

もちろんそんな友達 おったらおったで
ええんやろうけど

おらんかったらおらんかったでも
ええんちゃうかな～って

顔色みたり
はりきったり
笑顔つくったり
誰かの不幸で酒飲んだり
ちょっといらんこというたら
友達じゃなくなるような気になって
いっつもどっかでビクビクしてたり
かっこつけたり イキがったり 
逆に弱いふりしたり嘘ついたり 
したくもないことやらなあかんかったり

ほんまにめんどくさいことだらけやん

やのになんでこんなに 人生の中で
友達って重要な 意味を もってるのか

1人で歩くのが怖いから？
誰かについていってたら 楽やから？
みんな中に埋もれたら強くなったと思えるから？

とかいろいろあるやろうけど

ほんまは きっと
誰かの役に立ってると感じたいだけ
ちゃうかな～って

自分の存在が
この地球にあっても意味なくなんてない

ちょっとは
なんかの役に立つ価値のある存在やと

そんな健気な気持ちを持ちながら
なんかわからん間に
ガンジガラメでイジってイジラレて
イジメたりイジメられたり
支配したり支配されたり
ビクビクしたり ってなる

だからな
ここまでずーーっというてきたように

ただおるだけで
なにをしたとかしてないとか関係なく

YOU が 存在するだけで価値も意味もあるってことを

知っててきてるYOUを
思い出して欲しいねん

ほんで 友達やからとか
そうじゃないからとか
相手がどう思うとか
相手の反応とか
褒められるとか
怒られるとか

そんなこと まったく抜きにして

そのとき YOU が 役に立つ
とおもう 役に立てばいいねん

役に立つっていうのは 文字通り

はい! うち その役、やります! ってことやん

それが
嫌われ役かもしれんし
最低に思える役かもしれん

まだなんもわかってない
未熟な大根役者であったとしても

その 場所で そのときに

あ、これ いま 立たな!

って思ったら立つ

それが 実際 そのときには
まったくの 役立たず!ってなるかもしれん

だけど その

役立たずって役

に立つことも 役やん

だから　役に立って演じきったら
あとは 誰がなんといおうと 
めんどくさい説明とかせんと すっと去って
またお次の　役に立ちにいく

そんなぐらいのつもりで
役に立てる、立ってると感じられる 瞬間を
作っていくっていくねん

YOU も自分で 考えてみたら わかるとおもうけど
自分のためだけに 好きなように 生きること
自分のためだけに 全部の時間を自由にすることって
実は 呆れるほど すぐ 飽きるねん

まぁまぁなんとな～く
うっすらずっと淋しいし（笑）

だから 1人でご飯食べてるより 
誰かと食べてる方がなんぼも 美味しいし 
1人で笑うより 誰かの笑ってる姿みるのが 
なんぼも嬉しいやん

その瞬間その場に
必要な 役って めっちゃいっぱいあって
それは YOU が 考えるとかいうことじゃなくて
ふっと 降ってくるようなもんで

それで それに とりつかれたようにふっと 動くと
めっちゃ ええ感じに 流れが巻き起こるやん
（これがフロー）

だから 自分を喜ばせるものを集めたり
好きなことやってるだけじゃ
飽き足らへんようになってきたら

周りを喜ばせる人に なってるって
感じられることをちょっとずつやっていくねん

こんなん 一々いわんでも
それに気づいてないだけで
ほんまはどんどんやってるねんけどな

だからうちは この前の
でっかい家族の話にも通じるけど

いつもいつも一緒におる
友達っていうのはおらんけど
そんな友達いらんプップーってしながら

周りにおる全部の存在を
勝手に「仲間」と思って生きれたら
最高なんちゃうか～って
仮説を持って生きてみてる

目の前に起こる 出来事を起こしてる人が
全部 仲間やったら
もうほんまに 自分に関係のない
無駄で無意味なことなんて
一瞬たりとも起きてなくて

雨が降り始めることとか
葉っぱが落ちてくることとか
目に映る全部の表情とかが
自分ごとに思えてきて
めっちゃ新鮮で
親近感沸きまくりで
めちゃめちゃ楽しいやん

で、そこにあって そいつらを
どう笑かしたろかな

とか

すごい怒ってんなぁ
こっからどうおもろい感じにできるかな

とか

その空間とか場のエネルギーに 
ビュンビュン関われる 
魔法使いみたいになった気になれるやん

だから 
友達になったり
友達でなくなったりする友達じゃなくて

ただ 自分のほうから 一方的に
地球に来てる「仲間」やっておもてんねん

恋のとこでいうた好きの扉パカーって開けて
「片思い」を勝手にはじめてる

それは 相手が自分のことを
認識しててもしてなくても まったく関係なくて
こっち側が勝手にそう思って
さも仲間のごとく 動くってこと

もちろん 相手の反応に一喜一憂せん分

もう眠いから寝るとか
しんどいから見ないとかって
TVのリモコンみたいに
みたいときだけそうみるってことができるのが
この勝手に片思い的
「仲間」意識のええとこやねんけどな

で、その仲間と思ってる存在が
気づいてようがいまいが関係なく
その出来事全体を写し撮ってるカメラは
確実に自分を含む全体の動きを捉えてて
(それを見てるのは宇宙でありでっかい自分)

うわ~おもろ
そんな感じの役に 立つんや!

めっちゃええやん!

え~ そういくの
また だいぶん斜め上に来たな~

あ~でも そこに投げるとそうなるんか~

みたいなことが起きてるから
そんなことは気にせず
感謝されたりいいね!されることなんか求めず

お!これいま 出番やん

って感じた瞬間に 勝手に動き始める 

自分とそれによって
動き始める世界をみて 楽しむって感じ

で、
「仲間」ってのは
「家族」みたいなもんやから

その人がまるで
自分の命に代えてでも 守りたいぐらいの
大切な人っていう「つもり」で 動くと

まぁ ほんま 毎瞬 毎瞬
この宇宙にとっても
ヒロイン＆ヒーローになれるってわけ

だって常に 映画にとられてんねんもん(自意識過剰！）

そりゃ~ ええ芝居するでしょ~

だから 敵役に 見える奴がおっても
それがより引き立つように
そのいま起こってるドラマが
めっちゃ面白くなるように
その瞬間に 飛び込んで埋没して

見られてる意識すら
遠い向こうに飛ばして 生き切るねん

仲間と その先に広がる 地球
そして 宇宙のために

なんか 宇宙戦艦ヤマトみたいやろ~

ということで
いろいろとめんどくさい
友達っていう呪縛から逃れて
勝手に 仲間やと 思い込んで
世界をおもろくしていこな～

うちに勝手に仲間扱いされて
わけわからんトルネードに巻き込まれた
LOVELOVEなみなみなさま　
悪気はないから許せよ～

大好きやで～　ほんでこれからも
いっぱいおもろがろうな～

そう友達はおらんけど
勝手に仲間やとおもってる存在は
めっちゃおるから
いつ
うちその役に立つ！
とか
YOUこの役に立って！
とか
言い出すかもしれんけど
そのときは宇宙がそういうてる流れやから
どうぞよろしゅうに

みんなにデクノボーと呼ばれ
褒めされもせず苦にもされぬ
そういうものに 私はなりたい
（宮澤賢治 アメニモマケズより）

かっこよすぎる。うんそりゃなりたいさ。