27-でっかいでっかい家族

家族
切っても切れないもの

有無を言わさず そこにあるもの

全部が全部でっかい家族

そんな風に すべてを見渡せたら
隣にいるあの子も
遠くで泣く あの人も
全部 自分の延長にある 家族

傷つけることによって
自分も傷つくことをしってるから
傷つけたりしない

死んでからわかるありがたみ

自分と人をわけない 感覚

火事のとき
自分を捨てて飛び込んでくる 父親

うちらはそんな関係を求めてる

ん?
なんか感傷的

でも 地球が全部
でっかいでっかい家族になれたら
うちにあるものは全部分け合えて
誰かのものも全部 分け合えて

誰かが 困ってたら
オロオロしながらそばによって 

誰かが 戦ってたら
止めとけやって 笑い飛ばせて 

誰かが生まれたら
まるで 自分のことみたいに嬉しんで 

誰かが 死んじゃったら
お疲れ様 ありがとう
っていいあえて

建前じゃなく 本音で生きて
斜に構えずに　まっすぐ生きて

この世界がほんとに安心できる場所やって
うまれくる魂が 心から思える
そんな場所でありたい

関係ないことなんてひとつもなくて
全部、全部 自分ごと

自分が全部 広がって
地球サイズの 自分ごと

そこでは なんでも 許されて 愛されてる

そんな世界が いまここに あるってことを
みんな気づいていながら　ただただ普通に

でっかいでっかい家族であれたら

そんなことを 妄想して
「WE」を書いてるけど
ほんとは すでに

そんな世界がここにはあって
そこに生きてるくせに
それを感じきれないうちがいるだけで 

ほんとはみんなしってるんやろな
なんておもってる


ずっと前に
愛が 大事 って ある日突然ひらめいて
車のボンネットにでっかく
愛 って書いて全国をまわってた

この世は 愛や~ 愛に気づけ~ って

やけど 世界に 愛が ないように思ってたのは
うちだけで ほんとはみんな 
ぜんぶぜんぶ 愛に満たされた

ある日　大好きちゃんに 言われた

愛、愛っていいながら
その愛を 信じられずに
一番欲しがってるのはあんたやん

ぐさ~ ぐさ~ ぐさ~

愛が大事 じゃなくて
愛がわからん 愛が欲しい
って叫んでただけやった

超 恥ずかしい やけど
超 可愛うちがそこにおった

そうやってうちは
うちの周りにありすぎて気づけんかった
LOVEに気づいた

だから うちは
恥ずかしいことかもしれんけど

いまは WE を 広めたい

ここにあるで

いまここに　って

みんな WE の感覚に満たされて
どうしようもなく
めんどくさいこともいっぱいあるけど
ぜんぶぜんぶ でっかいでっかい
うちの家族がみせてくれてる 世界やもん

いま、縁あって
色んな状況で親と暮らすのが難しい若者が
一時の間 身を寄せて暮らす家をやってるけど

その子らは 他の子となんもかわらんくて
いろんなことが 下手くそではあるけど

めっちゃいい奴らで
あったかくて 優しくて

同じような 状況にあるやつらを
勝手に助けたり助けられたりしてるのを見てると
なんだかんだと うちら大人が いわんでも

そういう場さえあれば
勝手に 自分らでなんとかしはじめる
ってことが わかってきてん

だから お世話はせえへんし
そいつらの面倒をみるってことを”仕事”にするのも 
やっぱりなんか変やなぁって思えてきたから

うちは そうじゃなくて

ただ、でっかい家族として
この世界に生きてることは知ってるから
安心して 生きてええで

いつでも　

生まれてくれてめっちゃ嬉しいでって

この星に　WELCOME　されてるでって

思って暮らすっていうことをやってみてる

うちもそうやったように
ほんまにいま、この世の中には いろんな状況で
なかなか普通に 受け入れられへん人や
家族に拒絶されたり殴られる人たちが
いることはうちの現実では事実やけど 
そんなんも全部含めて
みんな で でっかい家族と思って
生きられたら ええやん

いつうちがそういう状況になるかもしれんし
そんなときはやっぱり助けてほしいもん

だけど その子らを
なんかの 当事者ですっていう箱にいれて
そういう人、治さなあかん人、かわいそうな人って
するのは なんか気色悪いねん

うちもいろんな意味で
めっちゃマイノリティやけど
普通に生きてるし

いろんな人はおるにしても
異物として扱って 普通の人の中から
排除や隔離するんじゃなくて
うちらも そのうちの一人って思うほうがええやん

だから 東北の地震のあとも
被災地とか被災者 とかっていう言葉に
めっちゃ違和感あったから
脱、被災者ってことを言うたりしてた

当事者意識っていうのも 麻薬みたいなもので
そこにハマってそういう風にみられることに
喜びを感じるともうそこから抜けられへんし
逆に他を排除して

あんたらには どうせわからんでしょ

だからわかろうとなんか
せんでもええから助けてよ

って　その位置にしがみつくとか
みれられへんもん

被害とかトラウマとか 
虐待とか環境が悪いとかそんなんも
結局、その状況のせいであったとしても
そんなんなんの足しにもならんし

どっちにしても最終 自分で
普通に生きていくことになってるねんから
そこにあんまりにもフォーカスするより
それを1つの特徴っていうか
ネタとして持っとくぐらいでええなって

そんな色んな
人のしないエピソードを
宇宙さんは喜んでくれるし
きっと

それ うちがやる!

って生まれる前に
喜んで 手をあげてきた魂やねんから

だから みんな いろんなドラマをもった
でっかいでっかいおもろい家族

血の繋がった 家族に接するのと同じように
自分に縁のある 周りの魂にも 接する

そうしていくと それは全部
自分に返ってきて
周りが勝手に家族みたいに
接してくれるかもしれへんなって
ちょっとだけ嬉しく生きれる

そうやって ちょっとずつ
この宇宙を 信じられるようになって
パピプペポッポー パラダイスに
ずーーとおったんやんかいなもうってなるもん

もし、ほんまにどうしようもなく
どこにも居場所がない子がいたら
気軽に ご機嫌に ウチの扉を叩いてな

うちは うちにくるもんは
まったく選ばず 受け入れるし
出て行くのもどうぞご勝手に

別に特になにをしてあげられるわけじゃないけど
雨が止むまでの 雨宿りぐらいは してってええし

その変わり うちのことも
でっかい家族の一人やと思って 大事にしてや

いっぱい家族に捨てられてきたからって
最後の家族を自分から捨てるようなことをしたら
もう二度と 家族みたいなものを
受け取られへんようになるからな~

ちょっとシリアスになったけど
世の中に 正味、
深刻になるようなことはなんもなくて
ご機嫌に ふひゃひゃ~ って行けるもんなんどす

捨てる神あれば拾う神あり
うちは捨てる神にも拾う神にもあったことあるから
うちも捨てる神も拾う神もやってみようと思う

だから前も書いたけど
深刻~ な 顔してるときは
ち○こくう～ 
天真爛漫子ちゃん　でイキまくろ～

せっかく命生きてるねんから
気持ちいいこといっぱいしなな～

ということでそろそろ　お次に参りましょう