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番外編:質問にお答えします!「ニュースレターの作り方」

こんにちは。愛知県・豊橋市在住の編集者・ライターの岩下加奈です。

毎回連載でお届けしているチラシ・パンフレット作りの小さなコツ。今回は番外編として、質問にお答えするコーナー!以前、とある打ち合わせで質問いただいた内容でして。「これはnoteのネタになる!」ときちんとお客様にもご承諾を得て(ここ一番大事!)、こちらに書きたいなと思います。

ちなみに、チラシ・パンフレット作りで大切な要素を多々教えてきましたが、今回質問をいただいたのが

「ニュースレター」

について。そもそもニュースレターとは、お客様や従業員など、自社に関する内容・情報などのニュースを印刷し、時には郵送などを行うものです。

確かにお世話になっている企業様も、結構な割合でニュースレターをやっています。自社のことを知ってもらう、ファンになってもらうにはとても良いツールですよね。

ただ!!

使い方や内容を間違ったり、コンセプトがずれてしまうと「もったいないニュースレター」になってしまんです。今回は質問にお答えしながら、私が考えるニュースレターのあり方についてお伝えしたいと思います。

質問1:「ニュースレターの内容で迷ってしまうんです・・・」

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Aさん:「毎月ニュースレターを、私と社員2人の3人で、今あるニュースや自社の取り組みについてそれぞれ記載をしているのですが、毎月その内容に迷ってしまってどうやって書いたらいいか分からなくて」

私:「ちなみに現在はAさんを含めて3人で枠ごとで、バラバラの内容を記載していますか?」

Aさん:「そうですね。それぞれが思うことを紹介しています」

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ニュースレターで多いのが、社員さんと分割して、それぞれ思ったことを、それぞれの視点でバラバラに記載すること。確かに、社員さんのその時の考えていること、思ったことを書くのはいいことだと思いますが、実際に読み手が欲しい情報ってそこでしょうか??

特に重要なのが「バラバラな考えではなく、きちんとその月のニュースレターのコンセプトを設けること」が一番かと(この辺りは、チラシ・パンフレット作りと同じですね)。

例えば、今月のニュースレターは「最新の商品についてPRしたい!ただ、ニュースレターだからPRばかりではいけない」そんな心理が働くと思います。そんな時は、最新の商品がどんなシーンで使って欲しいのかを想像するのです。

その商品が、もし「最新ストレッチ機器」だった場合。

・Aさん>最近運動不足で、腰が痛くなってきている話題。

・社員さん1>時短でできるストレッチ術を友人から教えてもらった話題。

・社員さん2>最新機器の便利さについての話題。

こういった話を載せることで、ニュースレターの最後に小さく「最新ストレッチ機器が販売開始になったんです!!」と書くだけでも、少しは印象に残ると思うんです。ニュースレターというと、日記的要素だったり日々のことを書くわけですが、それはターゲットが「いつもお世話になっている人」「昔からの顧客様・リピーター様」には社員さんたちの日記的要素でもいいと思います!

ただターゲットによっては「新規の顧客(ご近所に配りたい)」「自社の商品を1回購入したことがある」という人にとっては、日記的要素のニュースレターが本当に必要なのか?をしっかりと考えると良いでしょう。

1つのニュースレターを書く場合は、それぞれバラバラではなく「統一感」ある記事にするのが、迷わないコツの1つ!ぜひお試しください。

次回もニュースレターの質問続々と届いておりますので、それにお答えしますね!

では!