伝えるって?交通整理をしよう。その4
こんにちは。愛知県・豊橋市在住の編集者・ライターの岩下加奈です。
さて、今回は交通整理をしようの4回目note。
過去3回目のnoteはこちらです。もしよかったらご一読くださいませ。
今回のテーマは「一方通行にならないためのチラシ・パンフレット」について。作る上で必要な作業をお伝えしたいと思います。
できたチラシやパンフレットを他人に見せてみる
チラシやパンフレットを作る際、チームで作っているのか、1人で担当しているのかにもよりますが、どんどんと作り進めていくと、その商品のことにも詳しくなりすぎて、伝えたい気持ちもたくさんありすぎて、「初めてそのチラシやパンフレットを見る読み手の気持ち」が失われていきます。
「そんなことはない!」と思った、あなた。
もし今進行している、チラシ・パンフレットを、その商品や告知を全く知らない他人に見せてください。
一目そのチラシやパンフレットを見て「これ行ってみたい」「買ってみたい!」「気になる」と言ってくれたら、万歳!!!
しかし・・・
「これってどういうこと?」「何がポイント?」と質問があったり「よく分からない」と言われたら・・・・
真剣に作ったのに、ガックリと肩を落としてしまいますよね・・・。しか〜し!その言葉が貴重なんです!「どんなこと?」「何がポイントなの?」「どんなメリットがある?」と言った質問をチラシやパンフレットの中に盛り込んでみましょう。(盛り込みすぎもグチャグチャとしたレイアウトになるのでおすすめはしませんが、ある程度ポイントになるキーワードは入れたほうがいいですね)
自分だけで作ってしまうと、どうしても視野が狭まってしまいます。俯瞰的に見るためにも、そのチラシやパンフレットを担当をしていない&その案件を知らない人に見せるのが一番の近道。
どうしても悶々と悩みがちなチラシやパンフレット作り。ターゲットを明確にしたり、メリットを伝えたりと交通整理を行いながらも、ある程度できたものを知らない人に見てもらうことで、より「わかりやすい 」「交通整理ができている」チラシ・パンフレットになると思います。
交通整理のお話はここまで。
次回は、より詳しくお伝えするため、第二章「伝えるって?目をひくチラシを作るための基本」をお伝えします!
お楽しみに!