見出し画像

こんにちは。愛知県豊橋市在住の編集・ライターの岩下加奈です。

先日、私が思う経営理念について綴りました。

仕事をする上で経営理念はとても重要です。

「文字とデザインで価値を高めて、地域とお客様を繋ぐ」

これが、私の会社の経営理念です。地域の編集者として、ライターとして、文字とデザインでその価値を高めながら、人と人とを繋ぐことができたら。と考えています。

経営理念をつくったことで、私の仕事に対する方向性・指針が分かり、つくってよかったなと心から思います。

しかし、経営理念だけでは何かが足りないと感じたのです。


人生理念を作ること。

画像1

私は、元暮らしの手帖編集長で執筆家の松浦弥太郎さんの本を読むのが大好きです。

どの本も、松浦さんの視点から「目標」「ビジョン」を分かりやすく、丁寧に綴られていて、どれも共感します。

松浦さんの本の中や、いろんなインタビューの中でこのようなことを言っていました。

『正直、親切、笑顔。これが自分にとっては、すべての原理原則だと考えています。悩んだり迷ったりした時にはこの原理原則に立ち返ります。何があろうと、この三つだけは手放さないと決めています。』

この言葉は私にとって、読んだ瞬間、古くさい例えだけど、ビビビときたんです。

正直 親切 笑顔

確かに全ての原理原則だと。だからこそ、基本を大切にするべきだと、私の人生理念も、松浦さんのお言葉をお借りして(大変恐縮ですが・・・

正直 親切 笑顔

にしました。

まずは、なぜ、人生理念が必要なのか。

私にとって、経営理念をつくった時は仕事の指針。ただ、私は小さな会社で尚且つ個人で仕事をしています。自分が判断して、動いて、仕事をしているからこそ、どうしても私情も入ってしまい、経営理念が表向きにしか感じないことが増えてきていました。

何とかく、違和感がある。けれど仕事に対してはこの経営理念が今のところフィットするかも。

と、フワッとした感情になっていた時に、松浦さんのこの言葉に出会ったのです。

そして、「そうだ自分の気持ちを理念に置き換えれば良いんだ」と気づき、人生理念としてこの言葉を選びました。

人生理念をつくったことで。

「正直 親切 笑顔」

この人生理念をつくったことで、より理念に厚みが出たように感じます。

正直で親切で笑顔って誰でもできることだけど、本当に難しいのです。仕事をする上で、そしてプライベートの時。どんな時も、自分に正直であり、親切心を持ちながら、笑顔でいることは難しいのです。

常にこの言葉を頭に置きながらも、何かに迷った時、立ち止まった時はもう一度振り返ります。この言葉通りなのか?と。


先日、仕事で大変お世話になっている女性(とても素晴らしい先輩でワクワクした生き方をしています)と話をしているときに、この人生理念の話になりました。

そしたら、最後にもう1つ何か付け加えることで、私らしさが出るのではないかと。

確かに。目から鱗の発見でした。

今、最後のフレーズを日々追い求めながら生きています。何が自分にとって自分らしさが出るのか。

最後の4つ目の言葉を加える日を、個人的にも楽しみにしている最中です。