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【連載小説+あとがきとエッセイの勉強】恋愛ファンタジー小説:気づいたら自分の小説の中で訳あり姫君になっていました(45)+開幕戦だー!!

前話

  菜園の隣の犬の運動場でアルミとヘレーネも混ぜながらボール遊びをする。アルミはウルガーのあげるお菓子が欲しいみたいだけど、ボールを取ってこないとご褒美がもらえないと知るとヘレーネとボールの奪い合いを始めた。そこにタピオとクルヴァも混ざり込む。私とウルガーはタピオ達が怪我をしないように見守っている。大事な弟だ。怪我でもされたら大騒ぎだ。
「もう一人の弟ねぇ・・・どうしたものだか」
「また難しい事を考えているね」
 そう言ってまたウルガーは私を抱き寄せる。
「ちょっと! 今はタピオ達がいるのよ!」
「だからだよ。さぁ、みんなとボール遊びをするよ!」
「ウルガー!」
 ウルガーに手を引っ張られてアルミ達の元へ行く。
 ちょうどヘレーネがボールを奪い返したところだった。
「ヘレーネ! こっちよ!」
 私はヘレーネを誘導してボールもらう。
「アルミ! おやつあげるからゼルマから取ってこい!」
「もう。兄上も姉上も犬と組むなんて有利すぎだよ。僕達にも犬を頂戴」
 クルヴァが普段使わないような言葉を使う。最近、クルヴァはませてきた。タピオは相変わらずだったけれど、知らないところで成長しているのかもしれない。
「どこで覚えたの? そんな賢い言葉」
「父上が大お母様に言ってた」
 そこへ当のご本人様、お母様が現れた。手には白い箱がある。
「クルヴァ。お父様とお母様の会話を盗み聞きするんじゃありません。それからゼルマ。これが返事ですよ。あなたしか開かないように忠告がご丁寧に書いてあったわ」
「この箱?」
 私は不思議そうに見る。振ってみるとカランコロンと音が鳴る。
「ゼルマ、開けて見たら?」
「爆弾だったらどうするの」
「欲しい人間相手に爆弾は使わないよ」
 そう。そうね。でも、今更、長になれって都合のいい事を言い出したのが相手を信用するにいたらない所以だった。慎重に蓋をあける。
 刹那。
 光があふれた。光に飲み込まれ、意識が飛びかけた。そこへレテ姫の声が聞こえてきた。
『飲み込まれないで! 主はあなたよ。あなたが取り込まれればウルガーと一緒になる方法はなくなるのよ! しっかりして』
 はっとして、自分で光を制御しようとする。
 私はあなたの主。むざむざと喰われてなるもんですか!
 私と光の格闘はいささかの時間がかかった。だけど、光はむき出しの私の闘心に服従した。光が収まる。
「今の、何?」
 ウルガーもクルヴァ達も目をこすっている。私もさっき、光の中にいたことで目がチカチカしていた。そしてその手には白く光る杖を持っていた。
「杖? さっきは水晶の塊だったのに」
「光の物語師の魂がゼルマ姫を主とみなしたと言うことじゃ。杖は賢さを司る。さて、王妃様。黒い水晶の塊をお持ちではないですか?」
 黒い水晶の塊? 私達は突然現れた大神官様とその言葉を不思議に聞いたのだった。


あとがき+エッセイの勉強
今回から再編集編のながーい話から、少しの量の話数で更新します。もともとこのあたりの長さで書いていてそれが、アカウントの移転で一気に流したときもあり、今回は一日にまとまった一話として再編集してゆっくりお届けしなおしました。今日から千字から二千字の間です。話も長すぎてなんだったか後でしまった、ということもしばしば。後付け設定まで出てきて困ったさん。夢の木ってどこから出たのよー。という状態です。でも筋的には理論があっている。無意識の反映は夢。そういう意味では出てきて当たり前なんですよねー。とかいいつつ、開幕前夜のテレビがかかっているため、あとがきに集中できない。何か書きたかったことがあったはずなのに忘れた。とにかく、読みやすくなったのは確かです。そろそろ話も大山場を迎えるかもしれません。現執筆状態では。今の辺はまだまだ遠い。日取りも決まったようで決まらないし。さて、そろそろエッセイの勉強で叫ぼうか。
【エッセイの勉強】開幕だー!!!!
 明日はなんとしても最初から最後まで見ます! 虎テレ経由でネストハブに飛ばします。仕事なんですが、もう意識は夕方に飛んでます。青柳選手の密着が。開幕投手だー。勝つぞー。でも、タオルは門別投手のものしかもってない。次買うときは、輝さんだ。初っぱなから伝統の一戦。はらはらどきどき。仕事できるかしら。とか言いつつ5時間に延ばせないか聞いてる私。毎夜、日付越えるまで、寝付けない。ポケモンスリープの入眠音楽で、寝た私。明日が意識飛んでたら困ります。しっかり仕事できますように。阪神が勝つなら仕事もやれるはず。がんばります。執筆は当分、とめて知識のインプットに努めます。ここまで読んでくださってありがとうございました。頭の中はぐっちゃんぐっちゃんで何を書きたかったかも忘れてしまいましたが、これからもよろしくお願いします。

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