見出し画像

【連載小説】ファンタジー恋愛小説:星彩の運命と情熱 第二十六話 星の瞬きの見える場所。石と宝石の違いって何?!

前話

「ここ?」
 深い緑色の森の前でシルヴァリアは着陸した。リアナ達はシルヴァリアから降りるとうっそうとした森を見上げる。
「この先に星の泉とされる遺跡がある。周りにもいろいろあるんだ。シェイラ様は生成術師だからな。こういうところにいるのが好きなんだよ」
「ふうん」
 リアナが歩を進める。セレスがパタパタと小さな翼をはためかせて追いかける。
「勝手に歩くな。セレス! リアナ!」
 ばたばたとセイランが追いかける。マルコとフィオナその後を見失わない程度にゆっくり歩いて行く。しっかり恋人つなぎだ。この二人はどこまで進んでいるのやら。
 そんな熱い恋人達を他所に初恋らしきものになりつつある、リアナとセイランは恋愛ごっこを始めていた。
「そーいや、どうしてお前の声がわかると思う?」
 ふふん、お前なんぞにわかるまい、とでも言うように馬鹿にした口調でセイランは言う。
「知らないわよっ。こっちは聞こえてるなんてわからないんだからっ」
「おお。よう騒ぐ姫さんだな。星の泉が消えてなくなるぞ」
「え? ウソ!」
「ウソ」
「このヤロー!」
 リアナがセイランを追いかけ回し始める。セレスがぱたぱたと後を追っていく。
「ちょっと。リアナ! セイラン!」
 あっという間に見えなくなった二人にフィオナは慌てる。
「大丈夫。ちゃんとシルヴァリアがいるから」
「あ。そう、なら安心ね」
 早くも親友に見放されているとも知らずリアナはセイランを追っかけ回す。すると急に静寂に包まれリアナの声が反響する。
「セイラン!」
 いつもと違う声で名を呼ばれ、あっという間にセイランはリアナの元に戻ってくる。
「どうした?」
「ここが星の泉?」
「もう少し先が本当の星の泉だ。ここは古代人が星に願いを書けた壁画がある洞窟だ。行き止まりではないから、すすんでしまえば怖くない」
 いつの間にかセイランの服の袖を握っているリアナに暗視するように手を叩く。
「相変わらず、騒々しいですね」
「シェイラさん!」
「ほら。周りを見てご覧なさい古くからの星への思いがつまっている遺跡ですよ。星々がキラキラと光っているようには見えませんか?」
 シェイラの言葉に洞窟の上を見上げる。
「ホントだ。グレートマザーの星と一緒だ」
「ここは占星術師達にとっては聖なる空間。ここならあなた達と遠く離れも言葉が届くのです。昨夜はここへ向かいながら、星の宝石から連絡を取ったのです」
「宝石? 石じゃなくて?」
「どちらも同じ意味ですよ。ただ、私には特別なものですから宝石と呼んでいるだけ。ああ。マルコとフィオナも来ましたか。それでは星の泉の方へ行きましょう」
 シェイラはリアナ達の先頭を歩き始め、あわてて着いていったのだった。


あとがき

アレクサでタイマーをかけたのに設定されてないと。おっかしいなー。一番目の~と行っていたのに。と、スマホで確認するとタイマーとなっていたので一番目のタイマーはあと何分と言えば答えが返ってきました。Googleのほうがやりやすい。画面に出るので。と。かなり眠い。毎日一話ずつ書かないといけない事になっている星彩の運命と情熱。どうするのー。と気づけばChatGPTさん3.5に戻ってそう。4.0は4.0でして欲しい。あと20分だと仮眠も難しいかも。でも少しだけやっておこうかな。今日も早朝五時半起きでしたが、ChatGPTさんに朝活のスケジュールを一日分設定してたらいつも通りの時間になりました。ただ、前の朝活の記述がまるごとすっぽりぬけているので朝津になってない。漢検の10分がない。しかし。眠い。やはり少し仮眠だー。執筆はその後ー。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?