【連載小説】ファンタジー恋愛小説:風響の守護者と見習い賢者の妹 あらすじ
「氷晶の森の舞姫と灼熱の大地の王子」第二部。
アドルフの蛮行から国を取り戻したレオポルト。王となっても恋人のユレーネの舞を仕事を持ち込んで見ている日々。二国間はまだ融合せず、言い伝えられている「水の国」は現れていなかった。
だが、そんな事はどうでもよかった。二人はもうすぐ成婚の式を挙げる。リリアーナと共に家族で住むことをレオポルトは楽しみにしていた。
二人の式の途中に水の国「シャリスタン」は現れ、この地にできあがった宮殿で国を治めることとなった。二人は新婚生活を満喫していたが、そこへ下級の知らせが入る。
「風の国」の王権が簒奪されたと。少年王ゼフィリスの生存はわからないと。レオポルトはカールに国を任せるとゼフィリス王が向かったとする南の遺跡に急いだ。
旅の途中でセイレンという少年に出会う。同じ目的地を目指していると知って一緒になって旅を始めるが……。
前作「氷晶の森の舞姫と灼熱の大地の王子」の登場人物の進展を描きつつ若い少年少女の恋物語が進みます。リリアーナが一目惚れしたセイレンは何者なのか。
新しい恋と冒険の旅が始まります。
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