ルフトハンザのロングステイ航空券の予約変更→キャンセルした話

結論から先に言って、あとから理由を付けていくと言い訳っぽく聞こえちゃう、”アメリカン現象”をカマしすぎて散々国内で怒られまくりました、下村アリスです。(笑)

もうタイトルからお分かりでしょう、ドイツ入りは先延ばしです… ぴえん。

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せっかくなので自分へのメモとして、奮闘した証を時系列順に書き留めておきたいと思います…。

2020/2/21 航空券を購入

そろそろビザの申請予約日だしいい加減フライト押さえなきゃなあ、なんて呑気に思っていたあの頃。(笑)

ANAやスターアライアンス、そしてマイルを貯めていないワンワールドの中東系の航空会社をチェックした上で総合的にルフトハンザ航空をチョイスして、ロングステイのチケットを154,990円でげっと。

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オリジナルのルートは、関空→ミュンヘン、ミュンヘン→ハンブルクで帰りはコードシェアのスイス航空を仮予約していました。

2020/3/9 ルフトハンザに予約変更の相談の電話

その3日前、2020/3/6にTwitterでCNNのヤバそうな記事を目撃。

おやおや、運休や欠航が出だしたぞ…

翌日2020/3/7にはルフトハンザ公式サイトで変更手数料無料のお知らせを発見、ただしドイツ語と英語表記のみ。(笑)

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丁度その頃にヨーロッパでお仕事をしていた方に、一日でも早く出発したほうがいいんじゃない?と言われ、休み明けの月曜日、3/9にルフトハンザに電話をしました。

ロサンゼルスにいる弟(分)に入れ知恵をされていて、オーストリア経由ならシェンゲンビザより多くステイできる、という情報をその時点でげっと。

つまりは早くにヨーロッパ入りするなら押さえている物件のこともあるし、オーストリアの入国スタンプが欲しい。

・・・・・・

「お持ちの航空券は出発の2週間前までにしか購入できないんです」

わーお。

「ウイーン直行便は関空からは出ていないので、成田経由に変更となりますが、毎日の運行ではないので最短は水曜日(当時)ですね」

つまりは2週間後の水曜日、25日まで出国できないということですね?

逆に言えばあと2日悩む猶予があるということで、とりあえず悩んだフリをしてみました。←

また、ご担当のMさん曰く、現段階のキャンセルだと3万円の手数料を差し引いた金額しか返金できないのでもう少し様子を見たほうがいいとのことで、ひとまず待つことにしました。

2020/3/11 航空券変更の電話

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大幅な減便のお知らせがあり、事態がどんどん悪くなっていきました。

せっかくなので通話記録も載せておきます。(笑)

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まあお電話の繋がらないことwwww

そしてお分かりいただけただろうか。←

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先に言っておくと、この40分は待機ではなく電話が繋がってからの時間、内35分は保留でしたwwww

先日のMさんとは打って変わって、とっても態度が悪くて言葉遣いもままならない、内部のシステム事情も全く分かっていないような男性Sさん。

Mさんとのやり取りが残っていない(それも履歴見つけられなかっただけじゃないのw)らしいので、一から事情を説明。

4月1日のチケットを25日に伊丹から成田、ウイーン経由ハンブルク行きのフライトに変更しようと考えている旨を伝えて、手数料は無料のはずだから、かかるであろう運賃差額を知りたいと伝えました。

結局彼は「関空から成田…JALしか飛んでないんじゃないですかね…ちょっとわかんなくて。」とか言っちゃう始末で肝心の質問までたどり着かない(白目)

はあ、毎朝7:50にANAのNH2176が飛んでるんですけどねえ…

同じアライアンスなんだから見つからないわけ無いじゃん…

なんて思いつつ、「分からないなら分かる人から折り返して」と5回ほど言ったのですが、保留まみれで最後の最後には「コールセンターだからこっちから掛けられない、上の者は1時間後ぐらいに空くからまた掛けてきてください。もしくはドイツは24時間電話できるのでそっちに掛けてください」ってさ。

この日はお仕事だったので、奈良市から堺市までBluetoothイヤホンで通話しながらの移動だったのに、目的地には着いちゃうし、保留分の電話代はこっち持ちだし、結局何一つ情報を得られないまま。

呆れて物も言えず、仕事終わりに仕方なくこちらから掛け直しましたとさ(笑)

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やっと繋がった電話には物腰柔らかい感じの女性、Uさん。

「差額は本国の発券課でしかわからないので、事情が事情ですし必ず本日の夕方までに計算の上、こちらより折り返しお電話差し上げます。」

おいおいおいおいおいおい(笑)

コールセンター折り返せないんじゃなかったのかよwwww

こちらの要点をしっかりと汲み取ってくれて、とても端的に話が進んでよかったです。

そして如何にSがデキない男なのかがよく分かった会話でした(笑) それでもクビにならないのは外資系だからでしょうか…

営業時間が過ぎた頃、ルフトハンザの裏番よりUさんからお電話をいただき、その場で変更のお願いをしました。

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追加差額が22,310円で、フライトはオーストリア航空に変更になりました。

あとは2週間耐えるのみ…

2020/3/18 (現地時間2020/3/17) EU入国禁止

3/16の時点でドイツ国境が閉鎖され、オーストリアルートがアウト。それでもまだブリュッセルからなら入れるんじゃね、とか呑気に思っていました←

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無念、オーストリア航空が全便運行停止に…(涙)

そしてEUの閉鎖が決まり、”ルフトハンザ全然電話繋がらない”なんてツイートを横目にしつつ、ルフトハンザの裏番にお電話。(笑)

悔しい思いを胸に、少しの待機で電話が繋がった…と思えば出ましたS氏!!!!!!(笑)

「オーストリア航空がキャンセルになってるはずなので、変更か返金手続きで考えているのですが」

「え?キャンセルですか?伊丹からウイーンでご予約されていますよ」

馬鹿なの?ねえ2日ぐらい前の話だけど何も知らないの?仕事しよ?

という心の声をぐっと堪えて、

「あなたSさんですよね、話にならないので別の方に替わっていただけますか?」

「あ、はい。ガチャ(切られた)

えっwwwwwwww

前回のことがあるから誰かが掛け直してくれるのかしら、なんて淡い期待をしたのが馬鹿でした、25分後にこちらから掛け直しましたとも。ふざけんな。

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今回受けていただいたHさんより、入国できるのがいつになるのか未定な今は、予約便で欠航が出ているこのタイミングで全部抱き合わせてキャンセルするほうが、返金手数料もかからず全額返金だしベターだ、とのこと。

やむなくそのアドバイス通り、一旦すべての航空券をキャンセルする運びとなりました。

今回のよかったこと

今でもルフトハンザ航空の便が特定の人を乗せて運行している分、オーストリア航空の便に変更していたことにより、航空会社都合のキャンセル扱いでこちらの負担がゼロになったことが不幸中の幸いです。

ミュンヘン→ウイーンに変更した分も、運賃差額分をまとめて全額返金の対応をしていただきました。

そして4月から契約していたアパートメントの大家さんも、今回の事情を汲んで頂いて一旦ペンディングにしてくれるとのことです。

家賃一ヶ月分と事務手数料が今宙に浮いている状態ですが、入国できるようになったら契約を開始しましょう、とすごく良心的なご提案をしてくれました。

時系列にもある通り、それぞれのタイミングで、私自身ができる最大限のことをやったつもりではいましたが、残念ながらいつヨーロッパ入りができるか先行きが不透明となりました。

ですが、今の様子を様々なメディアから受けている限りは、まだある程度勝手の分かっている国内で大人しくしている方が賢明だという判断をしました。

動けるようになるまで、できることを全力でやり尽くしていきたいと思います。


Tschüss :)

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