育児時短勤務を1年経験して

令和4年4月育休から職場復帰し、時短勤務となった。

正直な感想
時間がない・・・!
復帰当時はコロナ真っ只中。
医療機関で働く私はそのコロナにまんまと振り回され、さらに通常業務も行わなければならず、そしてタイミングが悪いことに部署内は人の入れ替わりが激しい時期で業務の引き継ぎもちぐはぐで・・・
こりゃあ空中分解してしまうんじゃない?と思ってしまうほど。

通常の業務時間は9:00〜17:00、育児時短の私は9:00〜16:00で勤務。
たった一時間だけれど、その一時間が貴重で、当日の仕事の処理が終わらぬまま退勤時間になり、時短だと時間外勤務もできないということで、結局17時近くまで働いても給料は変わらず・・・という仕打ちを味わった。
そして、上の人の考えが、役職がついている者が時短勤務することに快く思っておらず、と今の時代に逆行する昭和思考。

それでも1年間は時短勤務を通した。
しかし、一時間早く帰れるところで楽ではない。
子どものお迎え、帰宅後の夕食準備、洗濯物、お風呂、等々
夫が帰ってくるまでは結局一人でこなさないといけない。

当時は意地でも自分で全部やってやる!という謎の負けず嫌いが出現し自分で自分の首を閉めていた。

大変だった

と思うのだけど、忘れっぽい性格なので具体例は出てこない。
ただ、大変だったのは確か。

何度も夫にグチグチ嫌味を言ったり、怒ったりした。

それでも一年間働いて、子どもが成長したり、仕事に慣れてきたり、あとはやはり給与面でフルタイム勤務に戻すことにした。

コロナの状況だったり前と全く同じ状況ではないから比較はできないけれど、現在は以前と比べると楽になったと感じる。

それはきっと、「べき」を少しずつ手放したおかげなのかもしれない。

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