【読書アウトプット_6】『金持ち父さんの21世紀のビジネス』著書:ロバート・キヨサキ

『金持ち父さんの21世紀のビジネス』 
著書:ロバート・キヨサキ

【本について】
本書は、産業革命後以降の20世紀の働き方やそれに伴う収入の得方から、21世紀に進んだ今でも、20世紀の会社組織に所属した就業での収入の得方が変わらないことに対して、ロバート・キヨサキさんは警告を鳴らしています。

まさに今、世の中の情勢が通常に戻る日の予測が立たない中、収入の悪化に悲鳴を上げている方は多くいます。もし、今の収入が途絶えたとしても、別の収入があったら…。そして、それは本業とする収入よりも多くて世の中の情勢に影響されずに安定していたら…。

21世紀には、21世紀にふさわしい収入源の作り方と、そのビジネスについて解説しています。

【アウトプット】
ロバート・キヨサキさんのシリーズ本を含めて、読者に一番伝えたいメッセージを冒頭でも改めて伝えています。

「自分の財政状態に対する責任は自分でとろう。それがいやなら、これから一生、他人からの命令に従うことをよしとしよう。人はお金の主人になるか、奴隷になるか、二つに一つだ。どちらを選ぶかはあなた次第だ。」

私の親の世代の人達の助言や、受けてきた教育は、学校に通い、一生懸命に勉強していい成績をとって、福利厚生が充実し、安定していて給与の高い仕事に就けるようにしなさい、そうすれば仕事が面倒をみてくれるというものだからです。ですがこれは産業時代の考え方だとしています。今では雇用保障や終身雇用というのは過去の遺物とされており、仕事はいつまでもあなたの面倒を見てはくれません。政府も一緒でしょう。もう誰もそんなことはしてくれないのです。21世紀の時代になり、ルールはすでに変わっているのです。その事実を、逸早く受け入れ、それに対してあなたがどう対処するのかを考え・行動していかなければならないのです。不平を言うだけでは、未来を築くことはできないのです。

では、本題でもある21世紀のビジネスとは何か?未来を自分で作り出すための主導権を握るには、収入減を自分でコントロールしなければならないのです。つまり一人一人が、自分のビジネスが必要なのです。

私は現在、会社の社員として役割を与えられ、その役割の目標を立てて、日々、その目標の達成に向けて毎日仕事をしています。日々の日常生活を送るには、家賃も光熱費も通信費も食費も給与前には既に引かれている各種税金も支払いは必要ですので、今を生きるために仕事をしています。担当業務に慣れてくれば、ある程度裁量を渡され、また会社全体のことが見えてくれば、経営層の人達と近い位置で物事が見えたり。やりがいは感じます。

でも私は、今の会社の従業員になることが生まれてきた役目ではないと思います。私は、私を生きるために生まれてきました。ちなみに、私の親の世代は、それを定年後の余生で実現させることを夢みて、定年退職まで働きぬきました。田舎でゆっくり畑仕事をして、はたまた蕎麦屋をやる、はたまたサイフォンで入れたコーヒーが飲める喫茶店を経営。ん~、なかなかほのぼのしますね~。いやいや、先述のように、終身雇用の時代は終わったのです。
年金も、日々の日常生活を送るためのちょっとした足しになるくらいでしょう。私が何かを実現させるためには、あまりにも足りません。だからこそ、会社の従業員としての収入以外の、安定した収入源が必要です。

21世紀の国内で見たときに、不動産投資は、日本の人口はあと30年ほどで半分になるのに、十分な資産になる可能性は高いですか?投資も、今回の情勢でも利益を出し続けることの難しさを感じた方も多いと思います。今回とは違う事柄でも、10年に1回は世界的な大暴落も繰り返し起きています。

自分の労働の対価ではなく、お金を働かせて収入源を作る方法、そして21世紀に相応しい方法こそ、ネットワークマーケティングだとされています。ビジネスの形態としては、40年以上前にできてはいるが、一番新しい仕組みで、故に怪しいビジネス、詐欺まがいなビジネス、ネズミ講、その認識がまだまだ多くあります。残念なことに、ネットワークマーケティングのビジネスを複製して、多くの方が思うようなネズミ講も多くあります。でも、グローバルな富裕層や著名な方は、本物のネットワークマーケティングを実際やっています。

本物のネットワークマーケティングのビジネスには、創業の成り立ちから、世界における使命・理念、扱う製品へのこだわり、ビジネス界での評価、世界への貢献を含め、ブラック企業ではなく、ホワイト企業を通り越して、透明で純粋で強い信念をもって、世界へできることの夢の実現と、携わる人々のそれぞれの夢の実現に向けて、一緒になって取り組める仕組みを持っています。押し売りをして点数稼ぎをすることもせず、決して、だれかをだまして自分たちだけが儲かる仕組みではありません。一番大事なのは、人間性だとしています。本書では上記について、インタビュー形式で解説しています。

某大手コンビニや飲食店のようなフランチャイズとは違い、店舗も在庫も従業員を抱えることもなく、ビジネスをするうえで必要な製品を開発する必要もありません。リスクが必要ないのです。必要なのは、人一人から広がるネットワーク(口コミ)です。

そのようなビジネスに参加するとしたら、従業員の考えから、ビジネスオーナーとしての覚悟と考えが必要です。私もそうですが、何もしないで、その考えをできる天才的な起業家は少ないです。

会社では、その会社の求める役職者に育てるカリキュラムを持っているとは思いますが、ビジネスオーナーとしてや人間性を高めるカリキュラムはありません。

良質なネットワークマーケティング会社は、ビジネスをスタートしようとする人に唯一、そのビジネスを悪用しようとしている人はお断りと断言していますが、学歴や所属会社、役職は一切問いません。その代わり、人間性を高め実社会で活きるトレーニングはたくさんあり、頻繁に実施しています。

特にネットワークビジネスで重要な資産を築くこととされているのは、以下の8つとされています。これらのトレーニングを既に取り入れているネットワークマーケティング会社を選ぶこと。
・資産その1…実社会でのビジネス教育
      (学校教育・職業教育・ファイナンシャル教育)
・資産その2…収入を伴った人間的成長の道
      (ビジネスを成長は、自身も成長すること)
・資産その3…夢と価値観を分かち合う友達の輪
      (新しい世界に行くには、その世界の人といること)
・資産その4…あなた自身のネットワークの力
      (メトカーフの法則の力を個人的に最大限に利用)
・資産その5…複製可能、拡張可能なビジネス
      (誰でも、どんな規模にでもできる可能性)
・資産その6…高度なリーダシップ
      (教え、導き、助ける能力)
・資産その7…真の富を形成するメカニズム
      (資産をさらに投資をする)
・資産その8…大きな夢と、それを実現される能力
      (大きな夢を追い、実現させる)

また本書の後半には、ロバート・キヨサキさんの奥様のキムさんも登場します。キムさん自身も本を出しています。キムさんは、特に同性の女性こそ、男女別の平均年齢の長さや、家族間等の環境変化に影響されやすく、実社会では、まだまだ男性との給与額に差があることを踏まえ、自分の足で活きていくことの重要性を説いています。

そして最後には、ネットワークマーケティングビジネスに参加することは、起業家精神と同じものを持つこととし、心構え、失敗を恐れない気持ち、屈しない精神が必要としています。これは、他の起業家や経営者誰にも当てはまることです。

自分の努力と、費やしてきた時間がきちんと成果に結びつけられるシステムり、人としての成長を遂げ、経済的な自由を手に入れることができたとしたら、あなたの望み通りの人生を送ることができます。
さあ、あなたなら、何をしたいですか?

今回も、最後までありがとうございました。

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