見出し画像

もう怒ってないよ。

久々にのぞいたあの人のnote。
書き出しも、口調も、言葉のチョイスも、あの人といた時代に巻き戻される。

((画像はおよそ三週間前、留学先の寮に帰るとき、少し遠回りしたら出会えた、ヨーロッパの桜🌸))

ようやく、新しい時代に進めることができた私の思いは、『あぁ、懐かしい』。
これは、あの時代にすがっているのでは、全くなく、むしろ、『あぁ、あの人はたしかにこんな人だった』。と、2つの時代が変わったことを体現する。

もう、連絡手段はない。
あの人は私がnoteをやっていることも、もちろん知らないだろう。
しかし残念なことにこの先、あの人を見かけることがある。
私はその時、どのような行動を取ればいいのか、まだわからない。
旧時代では、手に汗握りながら、堂々と見て見ぬふりをした。
普通ではない、幕の綴じ方をした2人は、今後また交ざりあったときに、どのような行動を取るのだろうか。

私はもう怒ってない、けどあの人はどうなんだろう。
きっと、いや確実に、私の名前も忘れるくらい、新しい時代を生きてるのだろう。
でもときには、私みたいに、ふんわりとでいいから、私の面影があの人の脳裏にまだ焼き付いていてほしい。

欲を言うならば、死ぬ前のあの走馬灯の中に私が映っていてほしい。刹那であっても。

もう、私は怒ってないよ。
怒ってないから、だから今度は、。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?