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タスマニアワイン:KELVEDON ESTATE 2017 Limited Release Pinot Noir🍷

「あれ?この間もこのワイン飲んでませんでした?」ってなりますよね。
同じ品種、同じヴィンテージ、しかしバレル(樽)違いなのだ!!!(細かな違いがわからなくて検索したのがこちら笑)

The 2017 Limited Release Pinot Noir which is essentially a reserve wine of the Block 5. Block number 5 at Kelvedon Estate is planted exclusively with the highly prized, low yielding MV6 Pinot Noir clone. The resulting fruit from this vineyard block is used to make the Kelvedon Estate ‘Block 5’ Pinot Noir. In the exceptional 2017 vintage, Kelvedon decided to produce a Limited Release Pinot Noir from the their best 3 barrels across their entire Pinot Noir production. The best three barrels were selected and as it turned out, they were all from block number 5. Therefore, this is a Limited Release wine by barrel selection but as it turned out, it is also a single clone wine.

Tasmanian Gourmet Online 
https://tasmaniangourmetonline.com.au/products/kelvedon-block-5-pinot-noir-2017

<超要約>
前回のBlock 5ワインのバレルの内、トップ3が今回飲んだワイン

<要約>
ピノノワールの中でトップ3のバレルからLimited Releaseを出そうとしたら、全てBlock 5で採れたピノのバレルだった

<自分のための要約&備忘録>
Block 5(区画)では、バズビー・クローン「MV6(クロ・ヴージョ・クローン)」という収穫量は少ないが高い評価を受けるピノノワールのクローン品種を育てている。良作だった2017年は、いつものBlock 5や通常のピノだけではなく、ワイナリー全体のピノの中でトップ3のバレルからLimited Releaseを出そうと決めたが、結果全てMV6ピノを育てているBlock 5のバレルだった!
MV6はヴィクトリア州モーニントンペニンシュラのピノでも使用されているクローン品種。

Block 5のnoteはこちら!

前置きが長くてすみません💦ってことでテイスティングコメントに移ります。ちなみにBlock 5が好み過ぎで、追加で4本購入したのが今回のワインです。あと3本あるので期間を分けて飲んでみようと思います💛

<概要>
産地:Swansea, East CoastTasmania
生産者:KELVEDON ESTATE https://www.kelvedonestate.com.au/
品種:ピノノワール
ヴィンテージ:2017年 ※Limited Release
アルコール度数:13.9%
値段:$54(ダースで買ったので値段を抑えられました)

<外観>
ルビー、ピノにしては濃いめ!若さを抜けて淵はピンクがかっている
(Block 5と同じ)

<香り>
ブラックベリー、ブラックチェリー、ブルーベリー(爽やかさが残ってるる)、茎の香りなど第一アロマの後に、チョコレート寄りの樽香。やっぱりすごく良い香り。
(Block 5は上品な樽香からの黒系フルーツ)

<味わい>
おぉ!ここまで違うものかっていうくらいピノらしい生き生きとした酸味が残ってます。タンニンは溶け込んでて、豊かな果実味と実はBlock 5よりも0.4%高いアルコールを後ろから支えてる感じ。バランスが素晴らしいの一言です。
(Block 5はなめらかで洗練された酸味に、主張のあるタンニン)

家の中が寒すぎて、なかなかワインが開かなかったのが残念だけど、次の日のほうが美味しかったのは良い発見でした!まぁまだ3本あるしね👏

<料理と合わせるなら(ありたす独自の見解)>
鉄板だけど、鶏むね肉コンフィとか、ローストもいいかな。白い系のお肉が良さそう。カモはソース次第ではピノの繊細さを損なっちゃうかも?


タスマニアワイン輸入の準備資金、及びワインの勉強に充てさせていただきます。