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リアルな世界にインパクトを:大きな社会課題を本気で解く〜VPoE武藤インタビュー

ALGO ARTISは、配船計画や生産計画などの”計画”に特化したAI最適化ソリューションを提供し多くの実績を重ねていますが、その要となるのは高い技術力です。

今回はその高い技術力をどのように継続的に生み出し、お客様が使いやすいプロダクトとしてお届けできるか、VPoE(Vice President of Engineering)武藤が「Startup CTO of the Year* 2023」での優勝を経て改めて考える、組織の成長やカルチャーについてのインタビューをご紹介します。

Startup CTO of the Yearとは?
前身である「CTO of the Year」は2014年からスタートし、一年で最も輝いた CTO、CTOの“知”と“熱”が集結するピッチコンテストです。今年度は11/19(火)にオンライン/リアルハイブリッド開催。


Startup CTO of the Yearへの参加をなぜ決めたのですか?

以前知り合いの方が参加されていて、会社の認知だけでなく採用にも良い影響があったことを聞いて興味を持ったのがきっかけなのですが、エントリーシートをまとめるのに苦労し断念しかけていました。その頃UZABASE Co-CEO/CTOの稲垣さんとイベントでお話しする機会があって、『技術的な立場から経営にインパクトを出している人に出て欲しい』とお誘いを受け、改めて出場を決意しました。

参加してみてどうでしたか?
参加して本当に良かったです。登壇すると自社の事業を改めて振り返る良いきっかけになります。今この瞬間、この時点でALGO ARTISの事業の魅力を整理して伝える作業を行うと、俯瞰して自社の魅力を整理でき、改めてなんて良い会社なんだと思いました。
そして優勝できたことで、ALGO ARTISを未だ知らない人に新たに知っていただける機会になったと思うので、純粋に嬉しいですね。

発表内容で重視していたことは何ですか?
発表内容で重視していたことは、第一に企業の代表ではなく、あくまで CTOの大会であるということ。
この会社の事業がどのような技術的挑戦をしてきたかということにフォーカスしたいと思っていました。

第二に ALGO ARTISの事業はとてもタフで、技術的に難しいことを乗り越えた先に初めて価値を提供できるものだということ。

第三に ALGO ARTISがやろうとしていることは、課題が大きいため、社会インパクトが大きい。全員が当事者であることを伝えた上で、そこに卓越した技術力がないと絶対に乗り越えられない大きな課題があること。

これらの発言内容の根底には、「結構すごいことやっている」ということを、正しく伝えたいことがありました。

発表内容を凝縮すると?

私は、エンジニアの高い技術力を、本気で社会のために生かそうとするからこそ、社会に真に価値のある変革をもたらすことができ、未来の生活をより豊かで明るいものにしていけるものだと信じています。

ALGO ARTISの魅力は一言で言うと、「『取り残された世界』をテクノロジーの力で未来に接続する!」です。『卓越した技術力と徹底した誠実さによって社会に対して真に価値のある変革をもたらす』は、弊社の特徴や拘りだと思っています。

そして高い技術力を持ちながらもそれによって、サプライチェーンの計画業務の課題という大きな社会課題を本気で解こう(解決しよう)としている会社だと思っています。

その思いは事業の進め方にも反映されていて、我々は導入が決定しただけでは真の満足はしておらず、しっかり現場に入り、ちゃんと現場でプロダクトが活用され、現場の人たちに価値を提供できるようになって初めて意味があると思っています。

今まで誰一人うまく価値を見出せていなかった領域に挑戦していると思うんです。
ALGO ARTISは価値を出し始めている唯一無二の存在かなと思います。

何故このような困難な事業に関わろうと思ったのですか?

理由は2つあります。
先ずは、ALGO ARTISが挑戦している領域が、やらないと明確に将来困るという課題であったことです。そのインパクトが本当に大きいということが、事業として自分が関わりたいと思う理由でした。

業務の属人化と産業全体の後継者不足は年々深刻になっています。それを思うと、今当たり前にあるものを将来も当たり前にある状態、そしてもっと豊かな生活を送れる状態を作っていこうとすると、この課題は今からしっかり取り組まなければという思いがあります。
改善されるインパクトは、製造業だけで年間2兆円になると言われています。この課題の大きさが、事業として取り組んでいる第一の理由です。

もう一つは、個人、ソフトウェアエンジニアとして、自分の作れるものでなるべく『リアルな世界』にインパクトをもたらせたら楽しいだろうなと思っていました。

PoEの役割とは?
PoEの役割として中心的にみているのは、優秀なエンジニアが技術に注力して物作りができて、それをちゃんとお客様に届けられる状態を作ることです。

どの会社においても、自分がやりたいこと以外にもやらなければならないことが多いと思います。その中でいかに価値に注力できる状態を作っていくかが、VPoEとして達成するべきポイントだと思っています。

それと同時に、この事業をいかにスケーラブル(拡張)していくかが、VPoEとして重要な責任を負っている部分だと思います。

ビジネスサイドだけでなくプロダクトサイドからも事業成長を支えるという意味ですか?
そうですね。ビジネスの成長は営業力や宣伝などのマーケティング活動という部分と同時に、作っているプロダクト自体のスケーラビリティ(拡張性)の両側から形成されると思うんです。物作りを常にスケーラブルな状態にしながら、プロダクト作りができる状態にすることも自分の重要な責務だと思います。

“プロダクト”開発、プロダクトチームの重要性とは?

これまでもお話しした通り、ALGO ARTIS の提供する価値の中心は、世界トップクラスのアルゴリズムエンジニアチームが作る最適化アルゴリズムです。門脇さんをリードとして、超一流のアルゴリズムエンジニアのメンバーが多く揃っています。

そして彼らが、顧客への価値にこだわって最適化アルゴリズムを構築することで、お客さんに PoC だけではなく実際に業務の中で活用していただけるような最適化ソリューションの提供を実現しています。

優れた最適化アルゴリズムをお客さんの業務の中で活用していただくためには、アルゴリズムだけでなく、業務で使いやすい UI/UX を持ったプロダクトが不可欠です。いかに優れた最適化アルゴリズムがあっても、日々の業務で使いやすいインターフェースがなければ現場の方に使ってもらうことはできません。

そのため、業務の中で使ってもらうために必要な UI / UX 作りにこだわりを持って取り組むことがプロダクトチームの最も重要な仕事と思っています。

ALGO ARTISのメンバーはどんな人たち?

ALGO ARTISのメンバーは、お客様に提供する価値を最大化するためのアクションを能力を惜しまずにやれる人たちの集まりだと思っています。それはエンジニアだけでなく、ビジネスや他の全ての部署に言えることです。
そして、ALGO ARTISの『ミッション/ビジョン』にもありますが、チームパフォーマンスに関わるところで、一人で価値を出すのではなくチームで価値を最大化していくことを重視していたり、それぞれがそれぞれの職務を持ったプロフェッショナルである、一流であり続けるということはエンジニアだけでなく全ての職種で重要なことだと思っています。

今いるメンバーはそれらを自然に満たせていると思います。
余談ですが、スピーチのスライドを作るために再度「チームアルゴアーティス」を整理していたのですが、結構すごいバックグラウンドを持った優秀なメンバーが揃っているなと(笑)この会社にできないなら、世の中のどこでもできないのでは無いかと思うくらい、どの角度から見ても死角が無いと思っています。

ALGO ARTISはこれからもリアルに拘る

ここまで武藤のインタビューをお届けしてきましたが、ALGO ARTISがどんなカルチャーで、何を大切にしているのか、感じていただけたかと思います。

ALGO ARTISは今後も「社会基盤の最適化」というビジョンのもと、高い技術をリアルな世界で役立つプロダクトにすることで、多様な分野の課題解決に貢献していきます。

・Startup CTO of the Year2023 武藤の登壇資料を公開中

・貢献を可視化 ALGO ARTIS「Impact Report 2024」


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