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コロナウィルスの影響による介護業界の未来【人手不足解消、処遇改善、待遇改善】

「介護業界の人手不足はどんどん加速している!」
「7:00〜22:00の勤務なんてあたりまえ。もう死にそう😔」
「リーダーとしてやっているが、1ヶ月空き居室で寝泊りすることもある😑」「待遇も上がらないので、未来が見えない😫」

介護、福祉業界で働くひとたちは
今このような思いを
かかえているのでは
ないでしょうか?

本記事では
コロナウィルスの影響で
世界中が変わり始めており、
それが及ぼす介護業界への影響について
お話しします。

アルゴ

株価の影響や
過去のリーマンショック後の状況。

それらからわかることは、

「介護業界の未来は
 決して暗くはない😄」

ということです。

介護業界はコロナウィルス の影響で人手不足解消へ向かう

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一般企業のリストラ、倒産が増える

コロナウィルスの影響で
株価が下がっています。

わたしはずっと
投資信託でインデックス投資を
していますが、
一度急下落したのち、
一時的に回復したりもしています。

株価の変動予測を
正確に行うなんて
だれにもできません。

でも
この先2年くらいは大きく見て
景気は衰退していくでしょう。

株価の下落は
介護業界で働く人にとって
投資をしていなければ
あまり関係ないように
おもわれます。

ただ
間接的に関わっている
業者さんの品不足などの影響は
どこの施設でも
出ているのではないでしょうか?

わたしの施設でも、
食品業者さんの関係で
献立表が変更になったり
しています。

株価が下落し続け
景気がわるくなれば、
倒産、リストラが増えます。

リストラに関しては
今後10年〜20年でAI化が加速して
早期退職などを含めて
45歳以上の人間が対象になるなど、
コロナウィルス騒動の前から
言われていたことでした。

それが今回
コロナウィルスの影響で
それが早まっていくような印象です。

今日は2020年3月31日ですが
もうすでに
コロナ影響による失業者が
出始めています。

これから夏にかけて
多くなっていくことでしょう。

介護業界に人材が流入する

株価の大暴落というのは
10年に1度くらいやってきます。

・バブル崩壊
・ITバブル崩壊
・リーマンショック

そして今回の
コロナショック

介護保険がはじまった2000年4月以降、
介護職の給料は減り、
サービス利用に制限がかかり、
法規制もきびしくなっています。

これらの影響で
介護業界全体をとおして
人手不足が顕著にあらわれています。

しかし、
2008年のリーマンショック後は
企業のリストラが増え、
その影響で介護業界の人が
うるおったのを
よくおぼえています。

「介護未経験」
というひとたちが
男女とわず
参入してきました。

人の不幸を
喜んではいけませんが、
介護業界にとっては
追い風になります。

介護業界というのは
スキルをもっていなくても
OJTでスキルを身につけ
資格をとっていけるところに
メリットがあります。

また、
低賃金でありながらも、
「安定」している業界であり、
とくに施設系は
入居者の方がいなくならないかぎり、
つぶれるというリスクは
まずありません。

現在わたしの施設は
120床の居室数に対し、
300人以上の申し込み、待機者がいます。

施設に入居したくても
入居できない人が
つねにいる状態です。

お客様の確保には
おおむねこまらない業種なのです。

そのような特性もあってか、
一般の失業率が上がると
介護業界の人手は
うるおうのではないかと思います。

(上述したように
介護保険開始以降は
リーマンショックくらいしか
事例がありませんが・・)

一般企業の在宅勤務が増えることによる、介護業界への影響

一般企業の在宅勤務が増える

コロナウィルス がもたらす影響は
倒産やリストラだけではありません。

「なるべく外出しない」
というリスク軽減の行動が推奨されており、
在宅勤務(リモートワーク)が増えていきます。

現に
リモートワーク関連の
「遠隔会議」などの株価が急上昇しています。

未来の仕事のあり方が
そうなることは必然であったといえますが、
コロナウィルス の影響で
一気にその流れが加速したといえます。

労働型の職員の待遇改善に期待できる

とはいえ、
政府がいかに在宅勤務を
外出しなければならない仕事が
あるのも事実。

スポーツジムのトレーナー、宅配業者
スーパーの店員さん、
医療福祉業界の従事者 などです。

もちろん、
将来的にAIによってできる仕事は
世の中の90%くらいと言われています。

ですが、
現状はまだまだ
「直接労働」でしか
まかなえない業界がありますよね。

すでに一部で
遠隔医療の概念がありますが、
遠隔で身体介護やできるようになるのは
AIがもっと進んだ未来の話ですね。
(20年後〜30年後と予想)

ともなると
「介護」や「医療」など
病気をもっている人に
直接接触する仕事は
世間的にみてリスクの高い仕事となります。

リモートワークが普及していくなかで、
それらの人材はAI化が行き渡る中では
貴重な人材です。

だとすると
こうしたリスクの高い仕事をしている我々は
必然的に給料や待遇は
あがると思います。

なぜなら
給料が上がらないと、
そんなリスクのある仕事は
誰もやりたがらないからです。

もはや
モチベーションだけで
仕事ができる時代では
なくなっているのです。

在宅介護の割合が増える


一般企業のリモートワークが増えると
在宅で仕事をしていくひとが増えます。

そうすると
「今までは仕事で忙しくて親の介護できなかったけど
デイサービスなどを活用しながら
何とか家で介護できるもしれない・・・」
という人が増えてくると思います。

それでも
高齢者の増加にともなって
施設系サービスは
お客様の確保に困らない状況は
続くとは思います。

独居で身寄りのないひとも
世の中にはたくさんいますから。

しかし自宅で介護できるのに
高いお金をかけてまで
入居を申し込む・・
ということは
今後減ってくると思います。

介護を受ける利用者さんの
特性が変わっていくのではないでしょうか。

介護福祉士の地位向上を目指したい

人手不足や
給料が改善されるとしても、
介護福祉士じたいが
努力をし続けなければいけません。

もはや
厚生労働省に
期待はできません。

「いつか国がよくしてくれる・・・」

そういうことを思って
未来を人まかせや
起こる出来事を人のせいにしては
いつまでも介護士の処遇はあがりませんし、
幸せはやってきません。

今の環境で
今の自分ができることは
いったいなんだろう・・・・??😑

それを自問自答し続けることが
自分の精神衛生上にとっても
よいことであるとわたしは考えます。

コロナウィルスで世間が
暗くなっているときでも
冷静に考えると
これから良くなると思われることが
たくさんあり、
それを今回の記事にしました。

介護の仕事は
孤独でつらい仕事ですが、
ときには心を打ちのめされるような出来事が
いくどとなくあります。

そんななかでも
「方向性」を誤らないでください。

わたしも
介護業界をやめることは
一生ありません。

サポートですか・・・。人にお願いするまえに、自分が常に努力しなくては。