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R55 mini clubmanというクルマ

前車、alfaromeo156SWについて前回書いてみたけど、では何故今R55のclubmanなのか?

基本、現行車に興味はない...って、言うか金も無い(笑)。

何かそういう風なクルマ選びをこれまでもしてきたから、それが染みついちゃっている。

そりゃ、基本走りゃ~いい訳だが、数年間は共にする”相棒”なんだからある程度は拘りたい。

今回、様々な候補を挙げて物色はしていたが、中々ピンとこなかった。

実際、前の記事に書いた通り、alfaに心酔しきっていたから…

それで、ふと目に留まったのが、R55 のclubmanだった。

出来たら、ワゴン。でも、余り大きくないの(むしろ小さい方が良い)が良いと思っていたので、理想に近かった。

mini自体、三代目に移行してから3ナンバーに拡大され、俺の中では

『それ、もうminiちゃうやん!』

になっていたから、選択肢は2代目まで。

やっぱ、miniと言ったらローバーミニからの流れがある訳で、俺の中でのminiのあるべき姿はやはり、5ナンバーサイズじゃなきゃならなかった。

昔、ローバーミニの運転席に座らせて貰ったことはあるけど、あれはあれで正直小さすぎる。

実際、BMWがminiの名を継承したときに、当初はあのサイズで検討していたようだが、当時ですら安全規格に合致せず、ボディを拡大するしかなかったと聞いたことがある。

とは言え、1代目はやはり、古いので選択肢からは外れ、2代目ですら発売期間が2006年から2013年。

最終モデルが生産終了してからでさえ、もう直ぐ10年経過する。

となると、『今、所有しとかなきゃ!』っていう想いに駆られたわけ。

それで、R55のclubmanに絞り込んで見てみると、流石に個性のある個体が多い。

実際、新車時に多才なオーダーが出来たので、オーナーの個性が光る1台に仕上げられた個体が多い。

それに、どうせ乗るのなら、ダウンサイジングターボ車に乗りたいのでCooperSに絞り込んだ。

(正直、直噴エンジンはもうこりごりなんだけど…(;^_^A)

その中で特にHAMPTONのグレードが目に留まった。

以下、抜粋

この特別限定車は、MINIクラブマンのモデル・コンセプト誕生50年周年を記念したアニバーサリー・モデル。さまざまなオプション装備のほかに、「50」の文字がデザインされた記念グリル・バッヂを装着する。


実は昔の職場でお客様が当時、これに乗られていた。

当時、『いいなぁ~これ!』と思っていたクルマだったことを思い出した。

とは言え、生産されていた期間は2011年6月~2012年2月まで。

実際、流通量は極めて少ない。

某中古車サイトで検索しても全国で二十数台しか掲載されていない。

で、しかも割高。

『こりゃ、その拘りを外さないといかんなぁ~』
って、思っていた時に見つけたこの個体。

ハッキリ言って、超過走行車。

普通は手を出さないが、説明文には

3/4月の車検時にエンジンを降ろしてクランクシール、オイルフィルターブロックシール、オルタネーター新品交換済みです。販売にあたってエンジンマウント全数交換しています。

という文言が…

こりゃ、実車を確かめてみたいという衝動に駆られて、ショップに連絡して現物を拝見。

実際、乗ってみないと分からないので、運転するのはNGと言われたが、同乗ならOKということで、乗せてもらうと、ATは滑らかで、足回りの動きも違和感ないし、エンジンもスムーズ回るし、マウントを全数交換しているというだけあって、嫌な振動も無い。

過去に所有していた欧州車も、やっぱ、エンジンマウントがへたると、振動が出ることは経験済み。

このクルマの前オーナーは営業車として使用していたそうで、止まったら困るからという理由で、ここのショップに全てのメンテナンスを委ねておられたようだ。

なので、即決した。

実際、手に入れてから乗ってみると、ノーマルの足回りがホントにいい!

よく、『吸いつくようなハンドリング』って表現があるけど正にそんな感じ。

それに、念願のダウンサイジングターボは昔のターボ車と違って、やっぱ滑らか。
最後に所有したターボ車はR32のGT-Rだったが、勿論その車は400馬力overと言われていたようなクルマだったから、当時は扱いきれなかった。
ま、それと比べるのは愚問なんだろうが、兎に角乗ってて気持ちい加速をする。

正に、“街乗りに適したターボ車”なんだなと実感した。

このクルマに採用されているATは6速のセミオートマチックだが、こいつの制御がいい意味で期待を裏切るほど賢い。その恩恵は下り坂で感じられ、ここぞと思うポイントでシフトダウンしてくれる。

そりゃ、ワインディングに持ち込んで、走り込んだらそれなりの不満は出るかもしれないが、日常の足レベルでは快適。

セミオートマチックに拘ったのは、今の住まいが山の上にあり、その途中で短いながら、まぁまぁ楽しいワインディングロードがあるんだな。

そのワインディングロードを毎日通勤するので、alfaのセレは乗ってて楽しかったんだよね。

そう思って、セミオートマチックを選択肢に入れたんだけど、普通にDモードで事足りてしまう。

滅多に後部座席に人は乗せない(と思うけど…)から、割り切ってこのクルマにしたけど、後部座席に乗った人の感想を聞くと、足元もそんなに狭くは無いとのこと。

まぁ~俺にはもう必要ないけど、ちゃんと後部座席にはチャイルドシートを固定できるようにもなっている。

ただ、ワゴンとは言え、ハッチバックの積載量は少な目。ただ、それも床下収納が意外と広い。

メンテナンスに関して購入したショップに聞くと、オイルの管理はマメにしてねとのこと。BMWのオイル交換目安は15,000㎞毎と言われているが、5,000㎞毎で交換してねとのこと。

ま、それは当然だわな…(;^_^A

それは言われなくてもするつもり。

このクルマはタイミングチェーンだけど、よく伸びると聞くけど、実際どうなん?

と尋ねると、オイル交換を5,000㎞毎に交換してたら余程のことが無い限り伸びないよとのことだった。
ま、何れにしてもalfaを所有していた頃よりは神経質にならなくても良いかな?



そんなわけで、このminiも良い相棒になってくれそうです!

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